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2017/07/21

7/21ユリ開花情報

百合が原公園のユリは、アジアティックハイブリッドのピークが過ぎました。

原種も開花を終えた種類が多くなってきていますが、見ごろを迎えている種類はまだまだあります。

今日もいくつかご紹介します。

アジアティックハイブリッドの L. ’Tancho’(丹頂) です。

一般にアジアティックハイブリッドは上向き咲きのイメージが強いですが、横向き咲きの品種も多くあります。

 

 

ロンギフロラムアジアティックハイブリッド(LAハイブリッド)の L. 'Suncrest’(サンクレスト)

LAハイブリッドとは、L. longiflorum(テッポウユリ)とアジアティックハイブリッドによる交雑品種群です。

 

 

整形花壇は開花数が減ってきていますが、この週末は十分にご覧いただけるかと思います。

 

花の話とは変わりますが、この写真を撮る直前にFDAの飛行機が飛んできました。昨年から開始された丘珠⇔静岡の便で、機体カラーが何パターンもあるのが特徴的です。ちなみに今日の機体カラーは緑でした。

百合が原公園は近隣に丘珠空港がある関係で、公園の真上を飛行していきます。芝生広場付近にいると飛行機のお腹がみえます。百合が原公園は、実は飛行機をみるのに適したポイントです。

公園の景色と飛行機がセットの、素敵な写真を狙うこともできますよ!

 

 

こちらはサイロ展望台から中央花壇を望む方向です。

この写真では薄く靄がかかって見えづらいですが、大規模整形花壇2つを結ぶ先には手稲山があります。

 

キイワトユリ(L. maculatum var. citrinum) 自生中から稀に発見されるスカシユリの黄花変種です。

植栽数は少ないですが、蕾がいくつかありますので、まだ花をみることができます。

 

 

ユリは百合が原公園のシンボルですので、世界の百合広場以外にも植栽している場所がいくつかあります。

世界の庭園入ってすぐの花壇にはオリエンタルハイブリッド L. 'Le Reve'(ルレーブ)を植栽しています。

斑入りの葉のコントラストや、白、ピンク、薄紫などの淡い花色を主にした花壇です。

ギボウシやヒューケラの花も開花しています。

 

その少し奥にあるアジサイコレクションでは、

カラスバアジサイ

 

’海峡’

 

こちらも見ごろを迎えつつあり、見どころがたくさんあります。

まだ暑い日はありますので、水の動きを楽しむことができる世界の庭園はおすすめです。

 

 

 

8月にかけて引き続きオニユリやカノコユリなどの原種、カサブランカなどが開花を迎えてきます。

百合が原公園で様々なユリをお楽しみください。

もちろん、他の施設も是非ともご利用ください。

 

 

 

 


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