公園についてABOUT
公園概要Park summary
公園の概要
百合が原公園は、札幌市北区の総合公園として、昭和58年に開園した敷地面積25.4haの総合公園です。
昭和天皇陛下御在位五十年記念事業で造成された「世界の百合広場」には、この公園のシンボルである約100種類のユリが植栽されています。ユリの他にもライラックやチューリップなど、多くの種類の植物がテーマを持った各々の花壇に植栽された、札幌市を代表するフラワーパークです。昭和61年には「’86さっぽろ花と緑の博覧会」の会場となり、その後、公園を中心として地域が発展してきました。
公園内の中核施設として、緑の相談や植物の展示会・講習会等により植物情報を発信する「百合が原緑のセンター」と、本州では栽培が困難な高山植物を植栽した「ロックガーデン」があり、ともに都市緑化植物園として、北国札幌の都市緑化の普及を行っています。園内には、遊具広場やパークゴルフ場、芝生広場など遊戯施設やスポーツ施設もあり、健康増進と地域の住民のふれあいの場としても活用されています。
また、ボランティアの公園管理への参加や、植物愛好会、市民団体との共催による各種イベントも開催され、公園管理者と市民との協働により、新たな公園の利活用と市民活動の交流が行われています。
公園の歴史
1978年(昭和53年) | 天皇陛下御在位五十周年事業として採択される |
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1979年(昭和54年) | 同事業の記念広場(現「世界のユリ広場」)が北海道大学農学部による東北公園基本構想「とくに記念公園(フラワーパーク)の植栽計画について」により策定され、それに基づき、造成開始 |
1981年(昭和56年) | 管理事務所完成 |
1983年(昭和58年) | 東北公園から「百合が原公園」に改称される(7月15日)。供用開始。 |
1986年(昭和61年) | 全国都市緑化フェア「‘86さっぽろ花と緑の博覧会」開催 温室、世界の庭園、リリートレインなどが設置される。 |
1987年(昭和62年) | 都市緑化植物園「ロックガーデン」完成により造成工事終了 |
1988年(昭和63年) | ムスカリの道造成 |
1988~98年(昭和63~平成10年) | 苗圃改修 |
1990年(平成2年) | 「北区ハルニレの森」造成 |
1993~2000年(平成5~12年) | 花壇広場改修 |
1993~1996年(平成5~8年) | ライラックライオンズクラブの協力により「ライラックコレクション」造成 |
1996~98年(平成8~10年) | 「ローズウォーク」造成 |
1996年3月(平成8年) | カナダ・ウイニペグ市で開かれた北方都市会議に鉢植えのユリを展示 |
1997年(平成9年) | ライラックライオンズクラブから芝生広場休憩舎を寄贈される |
1997年(平成9年) | 風車館跡に「ビーチヘッジ」造成 |
1997年5月(平成9年) | 姉妹都市提携25周年を記念してドイツ・ミュンヘン市から技術職員派遣を受け「ムンヒェナーガルデン」の花壇を改修 |
2000年(平成12年) | 「ロックガーデン」バリアフリー改修工事終了 |
2001年(平成13年) | カナダ・ウイニペグ市から「ユリ球根寄贈5周年」を記念し、耐寒性のバラ「ウイニペグパークス」100株を受ける。 |
2001~02年(平成13~14年) | 大温室改修 |
2002年(平成14年) | (社)日本公園緑地協会主催第18回都市公園コンクール管理運営 部門で(社)日本公園緑地協会長賞を受賞 |
2003年(平成15年) | リリートレイン新車両導入 |
2005年(平成17年) | クローバー(宿根草花壇)、ローズヒップ(ローズウォーク)ボランティア活動開始 |
2006年(平成18年) | ミモザ(温室他植物)ボランティア活動開始 |
2008年(平成20年) | リリートレインの燃料として、家庭で出た廃食油(バイオディーゼル燃料)の使用を開始。9月から廃食油の回収を開始。 |
2012年(平成24年) | ガイドボランティア活動開始。 |
2012年(平成24年) | 百合が原公園完成25周年記念『百合が原コンサート2012』事業開催。 |
2014年(平成26年) | 札幌国際芸術祭2014「百合が原公園フラワーアート事業」として連携事業参加。 |
2017年(平成29年) | 緑のセンター改修工事(温室、設備) |
2018年(平成30年) | 台風21号、胆振東部地震被害(約300本倒木、緑のセンター窓、ハウス等) |
リーフレット
PDF形式でダウンロード可能なリーフレットをご用意しております。