2015/06/09
「ヒマラヤの青いケシ」が開花しました
世界の庭園内にて、メコノプシス[Meconopsis]が開花しました。メコノプシスはケシ科メコノプシス属の植物で、ヒマラヤ、ネパール、ブータン、西ヨーロッパ、中央アジアなどの高山地帯の標高3000~5000m地帯に分布する植物です。北国である札幌の冷涼な気候を活かして栽培していますが、暑さに弱く、低地ではなかなか見ることのできない植物のひとつです。
可憐な青い花を咲かせています。
メコノプシス ベトニキフォリア [Meconopsis betonicifolia]
「ヒマラヤの青いケシ」として全国的に有名な種類です。
蕾や葉に多くの棘を持つ
メコノプシス ホリデュラ[Meconopsis horridula]
こちらは、唯一のヨーロッパ原産の種で、黄色~オレンジの花を咲かせる
メコノプシス カンブリカ [Meconopsis cambrica]
百合が原公園のメコノプシスは、公園ボランティアの皆さんが種から育てています。
毎年、夏の暑さから守り、水やりやこまめなお手入れを施し、やっと花を愛でることができます。
今年もキレイなブルーの花をご覧いただけそうです。
<世界の庭園>
開園時間:8:45~17:15
入園料:高校生以上130円 ※65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
世界の庭園の他、緑のセンター温室・リリートレインと併せて3施設をご利用の場合は、ワンコインチケット(500円)がお得です。高校生以上から64歳までの方、ぜひご利用ください。
(通常、世界の庭園130円、緑のセンター温室130円、リリートレイン360円=620円です)