紅葉の水盤展が始まりました
紅葉の水盤展が始まりました。ダイモンジソウ展とともにご覧ください。
水盤を使って、家のなかでも紅葉を楽しんでみませんか。
枝から離れた葉や花も、水を与えれば長持ちさせられます。
水盤に浮かべたコレクションを手元に置いて眺めていると、新たな発見も生まれることでしょう。
左はオオモミジ系の葉、右はハウチワモミジ系の葉
中央の舞台には、園内で集めた5,6種類のモミジの葉をガラスの器に飾ります。
午後に傾き始めた日に照らされるモミジの木や、暗くなってから電灯に浮かびあがる水面の葉などもおすすめです。
展示する葉は、園内の木から拾ったものです。園内の紅葉も現在見頃です。
今回展示する水盤を作ってくださった北区の工房もご紹介します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
『紅葉の水盤展』
開催期間:平成27年10月27日(火)~11月8日(日)
開催時間:8:45~17:15
開催場所:百合が原緑のセンター大温室
温室入館料:高校生以上130円
※65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
協力:硝子工房 GLOW、工房 空
モミジは日本で馴染みの深い植物です。
モミジやカエデと呼ばれているムクロジ科カエデ属の植物は北半球の温帯に150種が分布し、
とくに東アジアが中心で、日本に約20種、中国に約30種が分布します。
日本では古くから秋の詩歌に詠まれ、
平安時代に和風の建築様式が確立するころには、
庭の西日に映える木、また水辺を演出する木として、定番になります。
江戸時代に首都や公園が作られ木が求められ、同時に、変わった品種を作ることが流行したときには、
100種類近い園芸品種が作られました。現在でも、多彩な木を見ることができます。
また、野山のモミジにもさまざまな葉の形があります。
地域、環境によって違う葉を持っています。
百合が原公園に植えられているモミジは、
日本庭園を中心に、約10種類です。ぜひ紅葉をお楽しみください。