2017/08/04
カサブランカが開花しました。
百合が原公園のユリは、遅咲きのものが開花してきています。
カサブランカ(Casa Blanca)
ユリの代名詞のように、よく知られているユリです。冠婚葬祭で使用されることも多いですね。
切り花では花粉をとっていることがほとんどですが、百合が原公園で花粉を含めた全体の色味を楽しめます。
花をみるだけなら十分ですが、全体からみるとまだ2割程度の開花です。これから続々と開花してきます。
ブラックビューティー(Black Beauty)
カノコユリとキカノコユリの交雑種です。色が濃いので晴天だとよく映えます。
非常に強健で育てやすいです。
ボリュームとして見ごたえがするのは上記2種類ですが・・・
百合が原公園のユリといえば、「原種」です。
キカノコユリ(L. henryi)
オレンジ色で下向き、手毬形です。上のブラックビューティーの親でもあります。
キカノコユリが丈夫なので、ブラックビューティーの強さは親譲りでしょうか。
キバナキカノコユリ(L. henryi var. citrinum)
キカノコユリの変種です。オレンジ色ではなく、ヤマブキ色のような色味です。
今回ご紹介した以外にもいくつか開花しており、ほとんどは世界の百合広場の広い園路沿いでみることができます。ブラックビューティーはひとつ内側の園路で咲いていますが、数が多いのでおそらく目に入ると思います。
カサブランカの裏側(?)のあたりにオニユリやキヒラトユリなども咲いていますよ。
百合が原公園のユリ後半もぜひ楽しんでください。