ツバキ展のお知らせ
百合が原緑のセンターがリニューアルオープンしてから本日で丁度10日目。
毎日たくさんのお客様がいらっしゃっています。
現在大温室で開催中の雪割草展は、ご好評につき展示期間を延長いたします!
可愛らしい雪割草は、3月4日(日)までご鑑賞いただけます。
(写真左)朱鷺の舞、(写真右)茜鶴
また、2月27日(火)からは同じく大温室でツバキ展が始まります。
写真は現在の温室の様子です。
この温室に入って左側(写真左)はヤブツバキなどを展示して和風に、右半分は洋種のツバキを展示して洋風にする予定です。
洋種のツバキと言われてもイメージがわかない方も多いかと思います。
こちらが洋種のツバキです。
ルック アゲイン
エレガンス スプレンダー(とそのつぼみ)
ヤブツバキなどに比べると花びらの数が多いですね。貴婦人のドレスを思わせるほどのフリル具合です。
他にもお勧めのツバキがたくさんあります。
以前もお伝えした、縁が白くてかわいい玉の浦。
長崎県五島列島の野生藪椿林から発見された珍品です。
少し青みがかっている…青い珊瑚礁。
太郎冠者。狂言の役名でもありますね。
この太郎冠者実生から新しい侘助椿ができるので、全ての侘助椿の親と考えられています。
歴史は古く、1739年の蒔絵にも描かれています。
※椿づくしという本に記載されていました。
尚、花びらの真ん中の黄色い糸の束が雄しべで、太郎冠者をよく見ると雌しべもあります。
侘助系のツバキは他のものに比べて雄しべの葯(先端の花粉袋)が退化しているので花粉が少ないです。
是非お近くでご覧くださいませ。
3月3日には、百合が原公園温室のシンボルであるミモザの木の下でコンサートが行われます。
日時は3月3日 14:00~15:30です。
こちらは温室入館料のみでご鑑賞いただけます。
ぜひ皆さまお誘いあわせの上ご来場ください。