ユリ開花情報7月31日
今朝は弱い雨が降り始め、気温はさほど高くなっていないようです。真夏日に迫る気温がしばらく続いていたので、夏の暑さに疲れた体がほっとする一日となるかもしれません。
百合が原公園では、ユリの女王‘カサ ブランカ’が植栽されている4か所すべてで開花を始めています。
星形花壇周辺のユリ‘カサ ブランカ’
緑のセンター前花壇では、ジニアやサルビア、キンギョソウ、コリウス、シロタエギクにコキアなど、色とりどりの花や葉色が楽しめています。
その中から、高さのある純白の‘カサ ブランカ’が数輪開花していました。
‘カサ ブランカ’のほか、オニユリやオウゴンオニユリなども開花を始めています。
英名はタイガーリリーと呼ばれ、淡いオレンジ色に葡萄茶色の斑点が散在しています。花びらが後ろ向きに反り返っている手毬形が特徴です。
オニユリは葉の付け根にムカゴをつけ、これが地面に落ちた後、芽を出して増えます。球根は「ユリ根」と呼ばれ、食用としても有名です。
こちらはオニユリの変種のオウゴンオニユリ。対馬に自生しており、オニユリの花はオレンジ色に対し、オウゴンオニユリは黄色です。花は下を向き、花びらは反り返り、花びらには斑点があります。
明日からはいよいよ8月。ユリの季節も終盤となってきましたが、緑のセンターの小温室では、ユリ協会と共催でユリの展示を8月13日日曜日まで行います。
こちらはユリ協会会員のみなさんや、過去にユリ交配の講習会に参加した方が作出したユリ。ヤマユリなどを交配親としたオリエンタルハイブリッド系のユリを交配して作られたユリで、大きく艶やかな花と芳香が楽しめます。
美しく希少なユリたちをご覧に、百合が原公園へ足を運んでみませんか?
【百合が原公園】
場所:百合が原公園「世界の百合広場」
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
駐車場:無料(20時00分から6時00分は閉門)