2012/05/15
雨の日は、温室でお花見を
今日は午前中から冷たい雨が降りはじめ、あいにくのお天気となりました。
サクラソウー白梅ー
温室は雨宿りのお客様や、海外からの観光客の団体で賑わいました。
中温室にて、さくらそう展を開催中です。
雨の日はしっとりと温室でお花見を・・・
「わが国は草も桜を咲きにけり」
サクラソウは江戸時代を代表する俳諧師、小林一茶の句に歌われたように
日本人の心に響く魅力的な花として、親しまれてきました。
江戸時代、享保の頃から栽培が盛んに行われるようになり、
種をまいて変わり花を作り出すことが始まりました。
南京小桜:なんきんこざくら
作出年代:江戸中期(享保)
実生苗として初めて生まれた花で、現存する最古の品種とされています。
駅路の鈴:えきろのすず
作出年代:江戸後期(寛政~文化)
古くから存在する花のひとつ。野生の中から見いだされたとも考えられています。
江戸時代末期には300品種近い数の花が作り出されたとされていますが、
その多くが、時代の変遷によって失われてしまいました。
当時の伝統と遺産を受け継ぎ、現在は「さくらそう会」が中心となって、新品種の認定等を行っています。
サクラソウー北天の星ー
江戸時代から受け継がれた花、サクラソウの雅な展示会をお楽しみ下さい。
温室売店では、サクラソウ展のオリジナル新商品が登場です!
サクラソウをイメージした、ほのかな花の香りのアロマキャンドルです。
数量限定の手作り品です。お立ち寄りの際は是非手にとって見てくださいね。
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サクラソウ展
5.15(火)~5.27(日)中温室にて
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