2023/09/07
緑のセンター開花情報(ツバキ、リコリス)
秋らしい、カラっとした風が吹き抜けていた本日、早咲きのツバキが緑のセンターで開花を始めていました。
例年、百合が原緑のセンターでいち早く開花を始めるのがこちらのツバキ ‘炉開き’です。
こちらのツバキ ‘炉開き’は、ユキツバキとチャ(茶)の自然交配によってうまれたツバキです。花は直径3から4センチメートルほどの大きさで、柔らかいピンク色の一重咲き。葉の形はチャの葉によく似ています。
「炉開き」とは、茶道において5月に風炉(ふろ)を閉じ、11月に炉(ろ)を開く行事 「炉開き」の頃に、花の盛りを迎えることからこの名がついたとされています。
ここ数年開花が早まり、この時期百合が原緑のセンターでは開花を始めるようになりました。
そのツバキの付近ではヒガンバナの仲間のリコリスが多数展示されていました。
リコリスはヒガンバナ科ヒガンバナ属の総称で、日本や朝鮮、中国インドなどに約20種類分布しています。この中にはヒガンバナやショウキズイセン、ナツズイセンなどが含まれています。
薄桃色のリコリス ‘ときめき’
リコリス ‘真夏のクリスマス’
リコリス ‘スプレンギツネ’
リコリス ‘カルメン’
現在では園芸品種も多数作られ、それらを含めてリコリスと呼ばれています。
屋外ではダリアやキバナコスモスが見頃を迎えようとしています。
屋内、屋外で秋の気配が感じられる花々が楽しめるようになってきた百合が原公園にぜひお越しください。
【緑のセンター】
会館時間:8時45分から17時15分
入館料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合は、翌平日休館)