今年も「私のガーデンチェア」設置しています
百合が原公園では、心に和みを与えてくれる植物たちが四季折々の景色を創り出してくれています。見頃を迎えるそれぞれの植物を、ゆっくりと眺め楽しんでいただけるようにと、昨年度から札幌木工家協会のご協力で、札幌市内で活躍されている木工作家に、公園内で設置するチェア「私のガーデンチェア」の制作を依頼しています。
昨年制作いただいた3基の木製チェアは、札幌市内でお客様と一緒に考えるオーダーメイド家具・造作家具・店舗向けの什器などの製作をされているKANTO~furniture&craft~の石津真一氏の作品で、現在、芝生広場やムスカリの道などに設置されています。
一つ一つ手作りの木製チェアは、公園内の植物たちとも調和し、より豊かな時間を堪能いただけることと思います。
今年度は札幌を拠点に、家具・プロダクト・インテリアのデザインから制作までを手がける、デザイナーの植木祐介氏と祐川諭氏、職人の藤原誠氏の三人による、ユニットで活躍されている621(ロクニーイチ)に製作を依頼。
「コンパクトでありながら安心して体をあずけられる様に、重心が低く見えるような見た目。背板に出っ張りを設け、リードや手荷物を引っ掛けてゆっくり公園の景観・空気を感じていただける」チェアが完成しました。
こちらのチェアの塗装は、昨年もご協力いただいた近隣の太平児童会館に通われているみなさんにお手伝いをお願いしました。
【札幌の景観色70色】の中から「百合が原」「楡(えるむ)」「札幌玉葱」の色合いで塗装し、素敵なガーデンチェアが出来上がりました!
今年度のチェア3基は、5月3日 金曜祝日から設置する予定です。
今後は見頃を迎える予定のライラックやユリの花壇など、みなさまにゆったりと花を愛でる時間を提供できるかと思います。お越しの際は、木工のぬくもり溢れるこちらのチェアの座り心地もお楽しみください。