開花情報(マドンナリリー、ヤマアジサイなど)2024年6月28日
久しぶりにグングンと気温が上がった一日。「世界の百合広場」ではマドンナリリーが開花を始めていました。
マドンナリリー(ユリ科 ユリ属)
直径7から10センチメートルほどの中輪のマドンナリリーは、純白の美しい花を総状につけ、花は横向きに咲きます。
長く”ホワイトリリー“と呼ばれていましたが、ほかにも白いユリが多く登場してきたこともあり、その純白で美しい花姿から、聖母マリアを表す”マドンナ“の名が使われるようになりました。やわらかな芳香も楽しめます。
内園路を歩き進めていくとリーガルリリーも開花をはじめていました。
リーガルリリー(ユリ科 ユリ属)
直径10センチほどに花開くリーガルリリーは横向き、または斜め上向きに咲きます。外側基部付近が淡い赤紫で、内部は白色ですがのど元から中ほどまでが黄色の美しい花色のユリです。
中国四川省に自生し、プラントハンターであるアーネスト・ヘンリー・ウィルソン氏が発見しました。百合が原公園では、ウィルソン氏が発見した時に見た、その自生地の風景を再現しています。
最近は園内各所で見頃を迎えているバラについての問い合わせも増えてきています。
ローズウォークやヒースガーデン横のシュラブロースのほか、モニュメント広場でも真紅のバラとラベンダーの共演が楽しめるようになってきました。
モニュメント「北の森たち」を囲むバラ花壇には、開花期が長い鮮やかな紅色のバラと、花壇を縁取るように植えられたラベンダーの紫色がアクセントになっています。4種類のバラが植栽されており、それぞれの装いをお楽しみいただけます。
このほか、緑のセンター温室横にあるボーダー花壇では淡い色合いのヤマアジサイ2種類も開花中です。
【世界の庭園】内のアジサイコレクションでも一部開花をはじめ、花々が美しく彩る季節になってきました。
この週末は百合が原公園で花散策を楽しんでみませんか?
6月28日 金曜日更新の開花情報マップです。ぜひ参考にご覧ください。