本日の百合が原公園（2024年8月22日）

雲が広がり風も強く吹く本日、雨が降りだす前に園内を回ってみました。まずは４か国の庭が楽しめる【世界の庭園】から。

庭園の入口、左手側に広がるボーダー花壇にはユリの女王 ‘カサブランカ’やギボウシのほか、秋の訪れを感じさせるシュウメイギクやサラシナショウマなどがご覧いただけています。

日本庭園では水舞台に寄り添うカモたちの姿も。

百合が原公園には野鳥が多く飛来し、その姿を楽しませてくれています。どうぞ彼らの生態環境を壊さぬよう、あたたかく見守ってあげてくださいね。

瀋芳園ではスイレンが開花中。蕾がまだついているので週明けもご覧いただけそうです。

園内で見頃を迎えているのはリリートレイン沿線のムクゲや、ヒースガーデンのエリカやカルーナ。

30種類以上のムクゲが並ぶリリートレイン沿線のムクゲコレクション

こちらのヒースガーデンには筒状の花形のエリカや、4つの萼が目立つカルーナが、それぞれ30株ずつ植栽されています。現在は夏咲きの白やピンクの花色の可憐な花が見頃を迎えています。

また、8月下旬に入ってきているのでダリアの開花も進んでいます。

百合が原公園のダリアが見頃を迎えるのは9月中旬頃から

花の色や形が多彩で、例年、秋の百合が原公園を華やかに盛り上げてくれるダリアたち。今年度も園内で160種類以上のダリアがみなさんのお越しをお待ちしています。ダリアの様子は今後も詳しくご紹介していきます。どうぞお楽しみに！

最後に、園内を散策していると木々の実が色づき始めていることにも気がつきました。

「世界の庭園」受付付近に植栽されているヤマボウシの実。一部赤く色づいてきています。

四角に膨らむこちらの実はマユミです。上品な和菓子の包装のようともいわれています。

本日は、心地よい虫の音や穀物も実り始める時期とされる二十四節気の「処暑」。厳しい暑さが続いた夏から、さわやかな秋の風が楽しめる季節へと、百合が原公園も移ろい始めているようです。

カテゴリ