冬支度、始まっています。

札幌でも初雪が観測された昨日に比べ、本日は朝から青い空が広がり穏やかな天候です。気が付けば10月も残すところ10日ほど、秋から冬へと移ろいを感じ始めるこの時期、百合が原公園ではダリアの刈り取りが始まります。

こちらは昨日10月20日のダリア園の様子です。

こんなにまだまだきれいに咲いているダリアではありますが、その球根は寒さで傷んでしまうため、百合が原公園では霜が降りてしまう前に刈り取り、その後球根を掘り上げます。

球根は翌年の5月に芽出しを行い、6月上旬に植え込まれるまで大切に保存されます。

暦の上では、朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころとされる二十四節気の一つ「霜降（そうこう）」を10月23日に迎えようとしています。

来園されるみなさんに、美しく豪華に咲くダリアを来年も楽しんでいただけるよう、急ピッチで作業を進めていきます。

なお、現在無料開放中の【世界の庭園】では、百合が原公園内で唯一ダリアがご覧いただける施設です。

11月4日 月曜祝日まで開園しています。背景に広がる紅葉もとともにぜひ楽しみください。

【世界の庭園】

• 札幌市の3つの姉妹都市（瀋陽、ポートランド、ミュンヘン）と日本庭園で構成された施設
• 開園日：11月4日 月曜祝日まで毎日営業
• 開園時間：8時45分から17時15分（入園は16時45分まで）
• 入園料：10月1日からは無料開放