緑のセンター開花情報（2025年1月25日）

先週末からずっとあたたかい日が続き、公園内の雪も解け始めています。このまま春が来てしまうのでは？と思ってしまいますが、5年前のドカ雪のこともあるので、まだまだ油断禁物ですね。

さて、百合が原 緑のセンター温室では、ウメやクリスマスローズなどの植物の開花が続いています。

ウメ ‘紅冬至’（バラ科　サクラ属）

ウメは日本には自生がなく、古く中国より渡来したと言われている落葉高木です。日本の風土によく合い、平安時代に広く普及され、春の訪れを告げる縁起の良い花として愛されてきました。温室内では盆栽仕立てにして展示しています。現在1鉢のみ開花中ですが、濃い紅色の‘大盃’や純白の‘玉牡丹’なども今後開花を始めます。

こちらは大温室のミモザ、本日の様子です。

　本日1月25日のミモザの様子

枝にびっしりとついた蕾はさらに黄色みやふくらみを増してきたように思います。

来週には開花を始めるのでは！と期待も高まっています。

その株元では表情豊かなクリスマスローズ数種類が開花中。

　

大温室に入った真正面では「節分の日」を前に、セツブンソウ（節分草）がまもなく開花を始めそうです。

日本固有種で早春に芽を出し節分を迎える頃に花を咲かせることから、その名がついたセツブンソウ。冬の寒さが残るこの時期に、健気に可憐な白い花を咲かせるため、大変人気のある山野草です。自生地は関東地方以西の本州のため、北海道では自生していませんが、可愛らしい花姿を百合が原 緑のセンターでは観賞できます。

週明け28日 火曜日からは豪華な洋ランが一堂に会する「市民ラン展～市民参加のランの展示～」も開催されます。

2024年度　市民ラン展の様子

開催初日の28日には、市民の方々にお好きな作品を選んで投票していただく「市民賞」の選出があり、投票していただいた方には抽選で洋ランのプレゼントもございます。

冬の時期だからこそ楽しめる花々をご覧に、百合が原 緑のセンターに足を運んでみませんか？みなさまのお越しをお待ちしています。

【市民ラン展～市民参加のランの展示会～】

• 開催期間：2025年1月28日 火曜日から2月2日 日曜日※最終日は15時まで
• 開催場所：百合が原 緑のセンター小温室

【百合が原 緑のセンター】

• 開館時間：8時45分から17時15分
• 観覧料金：高校生以上130円　※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
• 休館日：月曜