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2025/06/19

ユリ、バラの開花が進む百合が原公園(2025年6月19日)

今日は朝から気温がぐんぐん上がり、お昼前にはまるで真夏のような暑さになりました。それでも、公園には遠足などで訪れた幼稚園や保育園、小学校の子どもたちの元気な声が響きわたり、とてもにぎやかな一日となりました。

6月も後半に入り、開花状況についてのお問い合わせが増えてきています。百合が原公園では、ユリやバラが次々と咲き始めていて、園内は少しずつ華やかになってきました。

【世界の百合広場】

朱色のイトハユリ イトハユリ

キスカシユリ

キスカシユリ(ユリ科 ユリ属) 原種

伊豆諸島で自生中から稀に発見される黄花変種で、斑点や花粉部分は赤褐色。

オレンジ色のタケシマユリ

タケシマユリ(ユリ科 ユリ属) 原種

厚みのあるオレンジ色の花が特徴のタケシマユリは、手まりのような花が斜め下を向いて咲きます。もともとは、20世紀初めまで「竹島」と呼ばれていた鬱陵島(現在の「タケシマ」とは別の場所)にだけ自生しています。百合が原公園では、公園南側の藤棚の向かいに、3,300球以上のタケシマユリが植えられています。来週にはさらに開花が進み、オレンジ色の花が一面に広がる、見ごたえたっぷりの景色が楽しめそうです。

このほかにリリートレインの駅舎から世界の庭園に向かう途中でマルタゴンハイブリッドの ‘サニーモーニング’やバックハウス ハイブリッド、‘アラビアンナイト’との名つくユリも開花を始めていました。

マルタゴンハイブリッド‘サニーモーニング’

マルタゴンハイブリッド ‘サニーモーニング’

マルタゴンハイブリッド バックハウス ハイブリッド

マルタゴンハイブリッド バックハウス ハイブリッド

ユリ‘アラビアンナイト’

ユリ ‘アラビアンナイト’

今年度も約100種類2万球のユリが植栽されている【世界の百合広場】のユリの最盛期は例年7月頃から。6月中に開花や見頃を迎える早咲きのユリをご紹介しており、これらのユリの開花がユリの季節の訪れを知らせてくれているのです。

今年のユリの植栽図は下記のようになっています。ぜひこちらを参考に早咲きのユリ達に会いにきてみてはいかがでしょうか?

2025年ユリの現製図

【世界の百合広場】では、ウツギやハシドイなどの花も楽しめています。

【ローズウォーク】【ヒースガーデン横のシュラブローズ】【かおりの庭】などのバラ花壇

ローズウォーク  オールドガーデンローズ プチリセット

針葉樹林に囲まれたバラの散歩道【ローズウォーク】では、半数ほどのバラがすでに開花や見頃を迎えようとしています。

モダンロース シュラブ バリエガタ ディ ボローニャ  白いバラ オールドガーデンローズ マキシマ

一季咲きのオールドローズやイングリッシュローズをメインに約140種類ほどが植栽されています。

ヒースガーデン横のシュラブ樹形のバラが約30種類植栽されている花壇は、ほぼ見頃を迎えています。

シュラブローズ ランバートクローズ  シュラブローズ花壇

繰り返し咲きのシュラブローズが並ぶこちらの花壇。現在は一番花が開花中なので、今後も長くバラが楽しむことができるのですが、この時期は一番花のため、最も花が大きく艶やかさが感じられます。

公園東側にあるモニュメント広場周辺でもバラの開花が進み、バラも見頃を迎える時期となりました。

リリートレイン沿線では満開のシャクヤクとルピナスが車窓からお楽しみいただけています。

満開のシャクヤク ルピナスの花壇を通過するリリートレイン

【百合が原公園】

  • 場所:百合が原公園「ローズウォーク」「ヒースガーデン横のバラ花壇」「世界の百合広場」など
  • 料金:無料(有料施設は除く)
  • 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
  • 駐車場:P1、P2、P3駐車場 すべて無料で朝6時から20時まで開放しています。混雑時は臨時駐車場も開放しています。ぜひご利用ください。

【リリートレイン】

公園内1周1.2キロメートルを約12分間かけてゆっくりと一周し、四季折々の花壇を車窓から楽しむことができます。小さなお子さんからお年寄りまで、楽しく園内花壇を眺められるとあって、毎年たくさんの方々にご利用いただいています。

  • 営業日:4月26日 土曜日から10月26日 日曜日まで
  • 営業時間:始発10時00分、最終15時30分または15時40分(平日と土曜は30分間隔、日曜祝日は20分間隔で発車)
  • 乗車料:小学生から高校生、65歳以上※証明書等をご提示ください 1回200円、一般 1回400円(未就学児は無料。また、障がいのある方は証明書等提示で無料)

年月別