2025/08/07
立秋の日にシマカノコユリ(2025年8月7日更新)
本日8月7日は「立秋」。暦では秋の始まりを表していますが、まだまだ日中は蒸し暑さを感じます。百合が原公園の【世界の百合広場】ではシマカノコユリが開花しています。
シマカノコユリ(ユリ科 ユリ属)
こちらのシマカノコユリはカノコユリの変種で、白地に紅色の斑点が可愛らしいユリです。この斑点を絞り染めの一種である「鹿の子絞り」にみたてたのが和名の由来とされ、鹿児島県の甑島(こしきじま)で発見されたことから「島(シマ)」の名前がつき、「島鹿の子百合(シマカノコユリ)」になったと言われています。
このほか、公園内では原種のオウゴンオニユリ、キカノコユリ、キバナキカノコユリがご覧いただけています。
ただ、今年は猛暑が続いたため、全体的にユリの開花は早まり、開花期間が短くなっています。
先日ご紹介した百合が原公園で誕生したレモンイエロー色のキバナキカノコユリ。まだご覧いただけていないみなさまはぜひお早目にお越しください。
公園東側の丸い花壇ではヒマワリが開花。
ヒースガーデンでは夏咲のエリカやカルーナ
シュラブ樹形で繰り返し咲きのバラは2番花が開花中です。
今日明日は雨模様ですが、百合が原公園の植物たちも夏から秋へとゆっくり装いを変えていきます。
【百合が原公園】
- 場所:百合が原公園「世界の百合広場」など
- 料金:無料(有料施設は除く)
- 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
- 駐車場:P1、P2、P3駐車場 すべて無料で朝6時から20時まで開放しています。混雑時は臨時駐車場を8月11日 月曜祝日まで開放しています。ぜひご利用ください。