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2025/11/12

百合が原公園の冬支度(2025年11月12日)

久しぶりにあたたかい日差しが届く秋の一日となりました。百合が原公園では根雪になる前に、作業員総出で冬支度が始まっています。

こちらは11月3日まで開放されていた世界の庭園。日本庭園や瀋芳園では、雪の重みで樹木の枝が折れないように縄を使い、枝を吊り支える雪吊りの作業が始まっていました。

日本庭園の雪吊り 日本庭園

世界の庭園内の瀋芳園 瀋芳園

四季折々でみなさんの目を楽しませていたそれぞれの花壇には、公園内の落ち葉や枯れ葉などで作られた堆肥の敷設も行われました。

世界の庭園のボーダー花壇   世界の百合広場の星形花壇

堆肥とは、公園内で出た枯草や落ち葉などの有機物を微生物の働きによって分解や発酵させたものです。土壌改良や肥料として再利用することで、ごみを減らし環境にも優しい公園作りに力を入れています。

世界の庭園ボーダー花壇

世界の庭園のボーダー花壇(7月の様子)

満開の時期の星形花壇

オレンジのユリが満開の星形花壇(7月の様子)

11月に入ると毎日寒い日が続くのですが、この秋のひと手間が翌年の花壇を美しく整えてくれています。

このほかに植物の名称が書かれた銘板一つ一つに、雪害から守るための袋掛け作業や

銘板のビニールかけ  ダリアの球根選別保管作業

球根選別・消毒作業のほか、植物の冬囲いなど11月末まで急ピッチで作業は進みます。

※百合が原公園の園路は、通年開放しております。ただ、11月中は冬囲いなどの資材を運ぶカートの走行も増えています。散策やウオーキングなど楽しまれている方々に十分注意し作業を進めておりますので、みなさまのご理解やご協力をよろしくお願いいたします。


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