本日の百合が原公園(2025年11月17日)
冷たい風と雨が降る朝を迎え、午前中は雷の音も聞こえていました。お昼前からは雲の切れ間から日差しも届いていますが、冷たい風は残ったまま。公園内の池ではカモたちも寄り添うように泳いでいました。
園内では本日も全スタッフで冬囲いが進んでいます。
百合が原公園は札幌市内でも積雪の多い地域に位置しているため、その雪の重みで樹木が傷まないようしっかりと雪囲いを施さないといけない植物が数多く植栽されています。
根雪の時期となる12月までの残り2週間で仕上げていかなくてはいけないので、急ピッチで作業は進められていきます。
北国の屋外花壇では花々の話題がなくなりつつありますが、百合が原 緑のセンターでは花の開花が途切れることはありません。
こちらのピンク色の花は、ヒガンバナやリコリスとよく似た花姿をした南アフリカが原産のネリネです。同じヒガンバナ科の植物ではありますが、ヒガンバナやリコリスがヒガンバナ属に対して、ネリネはネリネ属のため植物分類的には異なります。
花弁には光沢がありキラキラと輝る特徴もあるため、「ダイヤモンドリリー」という別名もついています。
寒い季節に向かっていきますが、一年を通して様々な植物が楽しめるこちらの温室では、現在、育種家たちによる希少なパンジーやビオラも多数販売しています。
こちらは例年ガーデンショップで人気を博している、育種家による希少な品種となります。個数制限のある苗もございます。中温室で開催中の「クリスマスディスプレイ展」とともにぜひお楽しみください。
【クリスマスディスプレイ展~フローリストたちのナチュラルリース~】
- 開催期間:2025年11月5日 水曜日から12月14日 日曜日
- 開催場所:百合が原緑のセンター中温室
【百合が原 緑のセンター】
- 開館時間:8時45分から17時15分
- 観覧料金:高校生以上150円(65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料)
- 休館日:月曜
※クリスマスディスプレイ展で出展されている作品は販売されるため、現在予約を承っております。なお、受け渡しは12月9日 火曜日からとなっておりますので、予めご了承ください。









