クマバチ団地のその後
ロックガーデンのクレマチス花壇です。
クマバチ団地のその後が気になって見に行ってみたところ、
松ヤニの壁の上にさらに、泥が塗り固められてきちんと蓋がされていました。
最後のひと部屋のチェックに母バチがやって来ました。
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花壇や園路に、「なぜこんなところにミニトマトが?!」と思う瞬間がときおりあるのですが
よく見てみるとハマナシの実だった。ということがあります。
リリトレ沿線では、色づいたハマナシがとてもきれいです。
そこでもうひとつ、ちょっとおもしろい実をご紹介。
ロサ ポミフェラ
別名でアップルローズとも呼ばれるとか。そういえば、フランス語ではリンゴをポムといいますね。
花のあとには、果実も楽しめるバラです。温室前で見られます。
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園内では、トンボやチョウなどを追いかける子どもたちの姿が見受けられます。
夏は、昆虫たちにとって大切な季節。
短い夏が去る前に、子孫を残すという大切な役目を果たさなくてはいけないのです。
昆虫採集の際は、よく観察した後に、もう一度空へ返してあげてくださいね。
さて、こちらは、ドロバチの仲間、オオフタオビドロバチです。
お腹にある黄色い2本の帯が、名前の「フタオビ」の由来です。
ドロバチは、生まれてくる子どもたちのために狩りをして、イモムシなどの幼虫を捕らえます。
この、エサとなる幼虫を捕まえるときに、麻酔の注射を打ちます。
卵と一緒に巣穴に運びこまれる幼虫は、死んだ状態ではやがて腐ってしまうか干からびてしまうので、仮死状態で用意されるのです。
このハチは、狩りをしにきたのか、それともまさか花の蜜が気になったのでしょうか?
しばらく花を点々としながら、やがて飛び立っていきました。