今日は仕込みの日
本日は、もみがら堆肥の仕込みをバックヤードにて行いました。
もみがら堆肥はその名の通り、お米のもみがらを原料にした堆肥で、
主にマルチング材として、また土壌改良に園内花壇や圃場で使用しています。
百合が原の冬の風物詩ともいえる、もみがら堆肥の仕込み作業を、今日は特別にご紹介します!
まずは、大量のもみがらに水分を含ませる作業から始まります。
この大量のもみがら、量は約20立米!
ホースで水をまき、ショベルと人力でかき混ぜながら、なじませていきます。
なじんできたところでピットに敷き詰めて、上から踏みしめ踏みしめ踏みしめ、転圧します。
水分を含んだもみがらは、ズッシリと重たくなってきて雪かきスコップでかき混ぜる腕にも力が入ります。
もみがら、米ぬか、剪定枝堆肥の層を重ねてならしを繰り返し、
最後にもみがらをかぶせます。大型除雪機が大活躍です。
板の壁でふさぎ、表面をならして仕込みは完了。
仕込んだもみがらは、シートをかぶせて3年ほどかけて熟成させます。
もみがら堆肥は園内花壇で使用しており、余った分は、ガーデンショップでも販売しています(夏期限定)。
マルチング材や土壌改良材として密かな人気のもみがら堆肥、
関心のある方は来春、お店で手にとってみて下さいね!
・・・本日のおまけ。もみがらづくしでしたので、植物の話題も少々ご紹介。
園内もすっかり冬の景色になり始め、だんだん落ち着いた色合いになってきました。
セイヨウブナの紅葉がキャメルのような暖かな色合いになっています。
枝先をよく見ると、タケノコのような冬芽がスタンバイしていました。
あっさりしたグラデーションがきれいなナツヅタの葉。へばりついている壁は実は屋外トイレなんです。
葉の色に目がいって気づきませんでしたが、よく見ると小さなブドウのような実がいっぱいついていました。












