2014/12/17
色鮮やかなハボタン展示中です
雪が深まり、すっかり根雪になりましたね。真冬並みの寒さの日もあり、家から出たくないような、そんな季節がやってきましたが、緑のセンター温室では、屋外ではもう見られないハボタンが、鮮やかな色彩で展示中です。
大温室は、地植えになっているツバキや南半球の植物などに合わせて、
低く設定しており、低温で葉が色づく葉ボタンにはピッタリです。
ハボタン(葉牡丹)Brassica oleracea var.acephala は、
アブラナ科アブラナ属で、キャベツやケール等の近縁の植物です。
ケールをもとに観賞用に改良されたものがハボタンです。
晩秋に低温にあたることで、ロゼット葉の中心から色づき、
生長がすすみ、色つきの葉が増えて伸長して完成します。
展示しているハボタンは大阪丸葉系で、
葉の縁の縮みがない東京丸葉系と、
葉の縁がフリンジ状に細かく波打っているちりめん系の交配種です。
コンパクトな姿と、波打つ葉が華やかな人気品種です。
百合が原公園では、7月に種をまき、11月中には概ね完成し、
冬の温室で展示します。
ところで、ハボタンの色を使って、
文字を描いているのですが、わかりますか?
正解は…
『羊(ひつじ』です!!
来年の干支の羊を少し先取りしてみました。
やや乱筆ですがわかりましたでしょうか…?
ほかにも、寄せ植えやハンギングバスケットに仕立てたハボタンも
展示中です。
ガーデンショップでも、ハボタンを絶賛販売中です。
1ポット100円からと大変お求めやすくなっています。
冬の貴重な色彩、ハボタンをぜひご覧ください!