今日からスタート!「春の花と花絵巻」
百合が原緑のセンター温室では、晴天の日は夏を思わせるような暖かい空間となって、日向ぼっこには気もち良く過ごしていただけます。そんな気持ちの良い陽気の中、本日から「春の花と花絵巻」~春の花とボタニカルアートの世界~がスタートです!
さっぽろ植物画同好会の会員のご協力の元、
精密に描かれた植物の詳細画「ボタニカルアート」を展示しています。
春に北海道の自然の中で見られるカタクリ・ミズバショウ・クロッカスなどの植物や、
普段の生活の中で見られるタンポポやオオバコなど、
見慣れた植物にもスポットを当てて描かれています。
またボタニカルアートと、実物の植物を合わせて展示するコーナーも設置して、
平面と立体での見え方の違いをお楽しみいただけます。
こちらのカタクリが、植物画では…
このように描かれています。
植物画は写真の無い時代に、
異国で見られる植物を記録するために発展しました。
花と葉だけではなく、実・種子・地中の根や球根までを描いています。
ルネサンス期に自然のままに正確にスケッチする技法が発達して、
美術作品としても価値の高いものに生まれ変わりました。
全て水彩絵の具で描かれた作品は、
写真と見間違うほど美しいものばかりです。
さっぽろ植物画同好会は、創立25年になる植物画を愛好する方々の団体です。
約140名の会員がおり、日々植物画に親しみ、
展示会などを通じて、植物の魅力を発信しています。
ぜひ愛好家の丹精込めたボタニカルアート作品をご覧にいらしてください!
=春の花と花絵巻 ~春の花とボタニカルアートの世界~=
開催期間:平成27年4月14日(火)~4月26日(日)
開催時間:8:45~17:15
開催場所:百合が原緑のセンター大温室
温室入館料:高校生以上130円 ※ただし、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料