2015/04/15
珍しいハンカチノキが開花しました!
百合が原緑のセンター大温室では、花の咲く様子が、まるでハンカチがふわりと付いたような姿が印象的な、大変珍しい花、「ハンカチの木」が咲き始めました!
ハンカチの木は、ダヴィディア科ダヴィディア属の落葉高木で、
中国奥地の湖北西部、四川、貴州、雲南北部の標高2,000mの、
森林に自生する大変珍しい植物です。
道内では、百合が原公園以外では豊平公園など、
一部の植物園でしか見ることができません。
白い花のように見える部分は花ではなく「苞(特殊化した葉)」という部分で、
中心の丸い花の部分を軽く包むように、2枚の苞が広がっています。
百合が原緑のセンター温室では、約10年前から温室内の植え床に植えて
栽培管理しています。
数年前から花を付け始め、今年は花とつぼみも含めて約50輪ほどと、
例年以上の花付きとなっています。
見頃は10日間ほどで、4/25前後頃までお楽しみいただける予定です。
まるで純白のハンカチがたなびくような、
珍しい植物「ハンカチの木」をぜひご覧ください!