色鮮やかなゼラニウムの展示会は明日6月3日から開催
庭を鮮やかに彩ってくれる鉢花の定番、ゼラニウムの展示会が明日6月3日 火曜日から開催となります。
こちらの会場では、家の庭や玄関先、塀などに見立てた什器を配置し、色とりどりのゼラニウムの鉢は高低差をつけて、期間中鉢を入れ替えながら約60種類180鉢を展示します。
夏が冷涼な北海道での栽培に適し、初心者でも育てやすいため人気の高いゼラニウムですが、こちらの会場では大きく分けて4系統のゼラニウムが会場を飾ります。
アイビーに似た革質で光沢のある葉が特徴で、茎は下垂するため、ハンギングスタイルで楽しむのに適しているアイビー系のゼラニウム。
アイビーぺラルゴニウム ‘コンテッサ ダブルライラック’
アイビーぺラルゴニウム ‘フォーカス レッドアイス’
一季咲きで、花弁の中央に模様が入ることが多く、花は一重咲きや八重咲きなどがあるリーガル系のゼラニウムは、花弁が重なり合って咲くものや、花弁のふちが波打つものも多く、華やいだ印象を与えてくれるゼラニウムでもあります。
リーガルぺラルゴニウム ‘バーカンディ レッド’
リーガルぺラルゴニウム ‘フェアリーチュチュピンク’
乾燥に強く、四季咲き性で温度や日当たりが良ければ一年中その花を楽しむことができるのはゾーナル系のゼラニウム。
ゾーナルぺラルゴニウム ‘エンゼルブーケ’
ゾーナルぺラルゴニウム ‘ムーンライト レッド エクスプロージョン’
花は一重咲きから八重咲きなど大変多彩ですが、葉には白や黄色の斑が入るものやモミジに似た葉をもつものなどがあり、花がない時期にはカラーリーフとしても楽しむことができます。
ニオイゼラニウムとも呼ばれるセンテッド系のゼラニウムは、葉に芳香のある種類で、ほかのゼラニウムに比べ花弁が細く繊細で可憐な花が楽しめます。
センテッドぺラルゴニウム ‘パイン’
センテッドぺラルゴニウム ‘スノーフレーク '
また、会場にはこれらのゼラニウムの元になった原種も展示しています。
ぺラルゴニウム アウストラレ(原種)
原種系ぺラルゴニウム ‘こもも’の花は、赤ちゃんの指先ほどの大きさしかありません。
一言にゼラニウムといっても系統によってそれぞれの魅力があります。是非、会場でお好きなゼラニウムを探してみませんか?
【ゼラニウム展~ゼラニウムコレクション~】
- 開催期間:2025年6月3日 火曜日から6月22日日曜日(月曜休館)
- 開催時間:8時45分から17時15分
- 開催場所:百合が原 緑のセンター 大温室
- 観覧料:高校生以上150円(中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料)
- 主催:(公財)札幌市公園緑化協会