「秋の山野草と札幌軟石の響演」開催中
本日より、緑のセンター小温室にて「秋の山野草と札幌軟石の響演」が始まりました。
風合いのある札幌軟石の鉢におさめられた、秋めく山野草をご覧ください。
<ヒダカミセバヤ>(Hylotelephium cauticolum)をはじめとした、4種類のミセバヤを中央に展示しています。
ベンケイソウ科の多年草で、ちょうど秋が開花のシーズンです。
<エゾミセバヤ>(Hylotelephium pluricaule var.)
北海道からアムール、サハリンにかけて分布する「カラフトミセバヤ」を母種とするミセバヤ。
本州のミセバヤ<ツガルミセバヤ><エッチュウミセバヤ>との違いにご注目ください。
そして入り口左手には、涼しげな紫色の花々が並んでいます。
<アポイキキョウ>(Platycodon grandiflorus var.)
園芸品種のキキョウより背丈が低いのも、山野草の特徴です。
そしてこちらが今回初登場!札幌市南区にある「軟石や」に作っていただいた、札幌軟石をつかった石鉢です。すべて1点ものの販売となっております。
現在、札幌市内で札幌軟石を採掘しているのは、札幌市南区の「辻石材工業」の1軒のみなのです。札幌軟石は文字通り柔らかい石で繊細なため、加工するのは職人技だそうです。
会場には、札幌軟石の紹介パネルがありますのでぜひご覧ください。
建築資材として使われることの多い札幌軟石ですが、軟石やでは小さな素材を活用してかわいらしい軟石雑貨をつくっています。
温室入り口受付前の販売コーナーでは、様々な軟石グッズをとりそろえております。
<かおるいえ>
札幌軟石の浸透性を生かして、家の形に加工した雑貨です。屋根の部分にアロマオイルを2、3滴たらしていただくとオイルがしみこんでいい香りがひろがります。
彫りの入ったかおるいえは、新作です!ペイントタイプもかわいらしい。
札幌産のラベンダーオイル(kukka・札幌市栄町)と一緒にお試しください♪
<かおるいえギフトBox>
そしてこちらは、エントツつきのかおるいえとひつじがいる庭フェルトマットつきのギフトセットです。このフェルトは"すぎたまり"さん作、バージンウールといってまだ毛を刈ったことのない羊からとった羊毛でつくった貴重なフェルトです。
<札幌軟石建物スケッチカード>
札幌に残る軟石建物をスケッチした、名刺サイズのカードです。
札幌軟石を、みなさまの身近に感じていただければ幸いです。
『秋の山野草と札幌軟石の響演』 開催中!
開催期間:平成27年9月15日(火)~9月27日(日)
期間中休館日:9/24(木) ・・・月曜日が祝日のため、変則的に木曜日が休館日になります
開催時間:8:45~17:15
開催場所:百合が原緑のセンター
温室入館料:高校生以上130円 ※ただし、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料