5/3(火)よりセントポーリア展が始まります。
緑のセンター・温室では、5/3(火)~5/8(月)まで、セントポーリア展を開催します。全国的にも高い評価を得ている北海道セントポーリア愛好会の皆さんが丹精込めて育てた作品展です。今回でなんと36年目、72回目の展示会です。およそ80株が並び、人気の花の魅力に触れられます。また、相談コーナーや花苗の販売もあり、栽培愛好家たちの活気が伝わります。
花弁に緑色が入った花
しまが入った花
セントポーリアは代表的な室内花です。日本では、高度成長期・1970年代に大ブームとなりました。紫、水色、桃色や白と多彩な花色、愛らしい花姿だけでなく、マンションなど室内での育成に向くことが、需要を掴みました。少量の清潔な土、室内の光で育ちます。
葉の形も美しく、斑入りのものもあります。
1960年代ごろからアメリカで盛んに新品種が作られ、その後日本でも多数の品種が作られています。
可愛い挿絵のパネルでは、野生のセントポーリアがヨーロッパ、アメリカで人気になるまでの物語を紹介しています。原種コーナーで、現在の多数の品種の親となった野生のセントポーリアがご覧いただけます。
セントポーリアの世界をお楽しみ下さい。
【セントポーリア 学名Saintpaulia イワタバコ科アフリカスミレ属】
アフリカのタンザニア北部~ケニア南部の高山帯に分布します。岩場の割れ目など、栄養分の少ない場所でひっそりと花を咲かせます。スミレのような濃い紫の5弁の花を咲かせるので、英語でAfrican violetとも呼ばれます。学名は発見者の名前からつけられました。1892年、自然愛好家の男爵ウォルター・フォン・セントポール・イレーイエが発見しました。
■セントポーリア
~愛好家の丹精込めた作品展~ 5/3(火)~5/8(日) 8:45~17:15
※ 最終日は、15:00まで 主催(公財)札幌市公園緑化協会
共催 北海道セントポーリア愛好会
同時開催中!
■サクラソウ美術館
~日本や欧米のサクラソウの展示~ 4/26(火)~5/15(日) 主催(公財)札幌市公園緑化協会