『盆栽展』のお知らせ

明日9/23(金)より、百合が原公園緑のセンター大温室にて「盆栽展」が始まります。

 

"盆栽"と聞いてイメージする、マツなどの「松柏(しょうはく)」

小さくかわいらしいもの、

鶴がいる北海道らしいもの、

大きな盆栽の立派な根元、

見所がたくさんあります。

 

姫リンゴなど実もの、ツタなどの「雑木(ぞうき)」など、さまざまな盆栽も並んでいます。

 

こちら↓は「席飾り(せきかざり)」といいます。

３・５・７個の奇数の鉢を限られた空間に配置する盆栽の手法です。視線を下げて、下のほうからご覧いただくとよいそうです。

 

花も咲いています。

岩と砂の上を飛ぶかのように配置されているのは、

サギソウです。

 

 

そして、おもとも展示されています。約80鉢です。

１年中葉が青いオモトは、「万年青」と記述され、

縁起のよい植物といわれ江戸時代から古典園芸植物として人気を博してきました。

品種や個体によって葉の色や形が独特なことから、「葉芸」と呼ばれています。

葉の長さ、葉先の変化、斑の入り方などをじっくりとご観賞ください。オモトの葉は１年で４枚ほどしか出てこないため、成長が非常にゆっくりなのだそう。３０年ほどの歳月を刻まれ、この百合が原の会場にやってきたことを考えると、なんだか感慨深いものがあります。

 

 

丹精込めて作られた数々の作品を、ぜひご鑑賞ください。

 

『盆栽展』

開催期間：平成28年9月23日（金）～9月25日（日）

開催時間：8:45～17:15　※最終日は15:00まで

開催場所：百合が原緑のセンター大温室

温室入館料：高校生以上130円　※65歳以上の方、障がいのある方は証明書の提示で無料

共催：札幌盆栽会、万年青趣味の会