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2021/01/26

本日より「福寿草と雪割草展」開催です

春を告げる代表的な植物の福寿草と雪割草は、雪解け後の林でいち早くに咲き始めます。豊富な花の色や形、可憐な花姿が魅力の雪割草と、新春を祝うという意味があり、元日草(ガンジツソウ)や、朔日草(ツイタチソウ)の別名を持ち縁起の良い植物とされている福寿草の展示会が本日より開催されます。

福寿草と雪割草展会場

本日朝一の福寿草の様子です。太陽の光に応じて開閉する黄色い花色が鮮やかな福寿草は、花弁を使って日光を中心に集めその暖かさで虫を誘引しています。

福寿草

フクジュソウ(キンポウゲ科 フクジュソウ属)

江戸時代から多数の園芸品種がつくられている古典園芸書植物です。暖かな日光が当たるようになると、鮮やかな黄色の花が大きく花開きます。

今回の展示会では、福寿草2品種30鉢、雪割草は41品種82鉢を展示しています。

雪割草は桃色、藤井、白、緑など花色も多彩で、大きさは1から3センチ程の小さな花をつけます。咲き方も一重咲きや八重咲き、千重咲きや二段咲きなど花形も豊富で、可憐で健気な花姿が魅力の植物です。

雪割草 ‘翠苑’

雪割草 ‘翠苑’(キンポウゲ科 スハマソウ属)

 

雪割草 ‘黒天狗’

雪割草 ‘黒天狗’(キンポウゲ科 スハマソウ属)

 

雪割草 ‘小染’

雪割草 ‘小染’(キンポウゲ科 スハマソウ属)

 

雪割草 ‘緋の月’

雪割草 ‘緋の月’(キンポウゲ科 スハマソウ属)

咲き方の詳しい解説も掲示しておりますので、是非見比べていただき、それぞれの魅力を感じていただけたらと思います。

 

暦の上ではもうすぐ立春です。少しずつ春の息吹を感じる頃になってきます。

百合が原公園で、一足早い春を感じてみませんか?

 

【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】

開催期間:令和3年1月26日火曜日から2月14日日曜日

開催時間:8時45分から17時15分

休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

開催場所:百合が原緑のセンター 小温室

観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料

主催:(公財)札幌市公園緑化協会


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