サクラソウ展、5/15（火）から！

5/15（火）～5/27（日）にかけてサクラソウ展が開催されます。

休館日を利用して、一気に会場を設営します。

左下の画像、桜草花壇を組み立て中です。

桜草花壇は、江戸時代天保の頃に考案された伝統的な展示手法で、

ひな壇状の飾り棚に鉢を並べて展示するものです。

　

この桜草花壇も百合が原公園特製の手作り品。什器制作が堪能なスタッフが設計、制作しました。

 

ぞくぞくと運び込まれるさくらそうの鉢。

今年は期間中、約１５０品種、約１８０鉢を展示します。

　

並んで咲くサクラソウは、どれも可愛らしく、また個性があり、見ていると思わず顔がほころびます。

開花調整に悩みましたが、晴れてこの日を迎えることができてうれしいかぎり。

春爛漫のサクラソウ展を、ぜひぜひ皆さまご覧下さい。

 

夕暮れの温室で撮影したので少々トーンが落ちていますが、展示品種をご紹介～

※解説：品種名、品種名（読み）、作出年代、花容

　　

天晴：あっぱれ　　　　　　　朝日潟：あさひがた　　　　初烏：はつがらす

江戸末期、浅かがり咲き　　　江戸末期か、浅杯咲き　　　江戸末期、平咲き

　

隠れ蓑：かくれみの　　　　　汐煙：しおけむり　　　　紫光梅：しこうばい

江戸末期、深抱え咲き　　　　江戸末期、つかみ咲き　　昭和前期か、受け咲き

 

会場では、サクラソウの特徴や、栽培の歴史に関するパネル展示も行います。

売店ではポット苗の販売もございますので、気に入った品種がありましたら是非手に取ってみてくださいね。