【札幌軟石と植物展】は明日から！

みなさん、札幌軟石ってご存じですか？支笏湖が形成された4万年前の火山活動によって発生した火砕流が冷え固まってできたもので溶結凝灰岩の一種です。

柔らかく加工しやすい、軽くて運びやすい、火に強く保温効果があるなどの理由から石造りの倉庫や倉、洋風建築となり札幌の都市の歴史を支えてきました。

百合が原公園では、札幌軟石を使って雑貨の制作・販売などを行っている『軟石や』さんのご協力のもと、過去に山野草や多肉植物、コケなどの植物と合わせて展示会を開催してきました。

今年度は葉のカラフルさを楽しむ植物「カラーリーフプランツ」と、札幌軟石の共演をご覧いただく展示会。

ツボサンゴ ‘ドルチェ メープル ファッジ’

葉色には緑のほか銀色や青、黄色、銅色や赤のほか、緑葉の一部が白またはクリーム色、ピンク色などになる「斑入り」もあります。

ホスタ ‘プリムカップ’

　ベロニカ ‘ミッフィーブルート’

日本でも江戸時代からカエデの葉色の変化を楽しむ文化があり、様々な植物でも葉の色、形を観賞する文化が広がりました。

斑入りフウチソウ

斑入りノブドウ

花のない時期でも、葉の複雑に入り組んだ色や模様が楽しめるカラーリーフプランツを、天然の石がもつ素朴さとぬくもりのある質感、野趣の風合いを併せ持つ札幌軟石の花鉢に添えて展示いたします。

また期間中は日本で唯一、札幌軟石を採掘していて加工や販売もされている辻石材工業さんの花鉢販売を行います。

　

扱いやすい小ぶりの鉢のほか、高さのある大鉢なども販売します。

ご自身のお好きな植物をあしらえて、ご自宅でも札幌軟石と植物のある暮らしを楽しんでみませんか？

【札幌軟石と植物展～】

開催期間：2023年8月22日火曜日から9月3日日曜日

開催場所：百合が原緑のセンター　大温室

【緑のセンター】

会館時間：8時45分から17時15分

入館料：高校生以上130円　※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料

休館日：月曜（月曜祝日の場合は、翌平日休館）