明日から【秋の洋ラン展】開催です
美しい秋の景色が広がろうとしているこの時期、優雅な花々が並ぶ【秋の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~】が、百合が原緑のセンターで明日10月1日 火曜日より開催します。
本日は緑のセンター休館日、洋ランの愛好家団体「北海道蘭友会」のみなさんが、日々丹精込めて育てたランを運び入れ会場設営を行っていました。
今年の夏も猛暑が続き、開花のタイミングが早まるものや遅れてしまうものなど、洋ランの生育にも大きな影響があり、大変苦労されたと会員の皆さんはお話しされていました。
そんなご苦労の中、こちらの会場には、「洋ランの女王」とも呼ばれるカトレアのほか、ファレノプシス、デンドロビウムなど、厳しい環境にも打ち勝った作品の数々が並びます。
午後からは蘭友会会員による各賞の選出も行われました。今年度大賞に選ばれた作品は、高さ1メーター50センチを超える大作です。
2024年大賞作品 デンドロビウム ストラティオス ヨシコ
太いバルブと艶やかな葉に加えて、多数の美しい花が一気に咲き誇っています。
2024年準大賞作品 リンコリスデス バンコク サンセット
花色が珍しく、咲き始めたばかりの花は、温かみのある色合いで透明感に溢れた美しい逸品です。
優良賞 リンコレリオカトレア ミヤズファシネイション ‘オドムズ ワイルドファイヤー’
しっとりしたワインレット色の花が4つもついたこちらの作品。花だけでなく力強く肉厚のバルブや葉も見どころの一つ。
こちらは審査員特別賞を受賞した作品。
カトレア シージーロブリング ‘ブルーインディゴ’
美しい青みがかった花色のこちらのカトレア。涼し気な装いでありながら、力強い葉と大輪が目を引く逸品です。長年、洋ランと向き合い育ててこられた、深い愛情も感じられます。
今回17回目の開催となったこちらの展示会でには、70種類以上80鉢の洋ランのほか額作品(押し花作品2点、日本画風作品2点、色鉛筆作品3点)など数多くの作品が展示されています。
一般的に洋ランは冬から春にかけて咲くことが多く、秋のこの時期に開催されることは全国的に見ても珍しい洋ランの展示会。北海道蘭友会会員のみなさんが丹精込めて育てた、美しく希少な洋ランも楽しめるこちらの展示会をご覧に、百合が原緑のセンターへみなさんも足を運んでみませんか?
期間中は北海道蘭友会会員による洋ランの相談コーナーも開設します。
毎日10時00分から16時00分まで(最終日は15時まで)会員が対応しますが、北海道蘭友会に興味のある方、入会希望の方もぜひお声がけください。
このほか会場では初心者の方でも育てやすいものや、お手頃な1,000円以下のもの、貴重な品種まで幅広くそろえている販売コーナーもございます。
【秋の洋ラン展】
- 開催期間:2024年10月1日 火曜日から10月6日 日曜日
- 開催時間:8時45分から17時15分 ※最終日は15時00分まで
- 開催場所:百合が原緑のセンター中温室
- 入館料:高校生以上130円 ※ただし、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
10月5日 土曜日には洋ランの育て方講習会も開催されます。
【ランの育て方】
北海道蘭友会会員の方が講師を務めてくださるこちらの講習会。洋ランに興味のある方や、実際育てているけどなかなかうまくいかない方など、ぜひご参加ください。
- 日時:2024年10月5日 土曜日、13時00分から14時30分
- 定員:20名
- 講習費:300円