明日2月18日からはツバキ展も開催!
明日2月18日 火曜日から、百合が原 緑のセンター大温室では【ツバキ展~古典園芸、道内最大級のコレクション~】を開催します。
古くから日本人に愛され古い書物にもその名を残すツバキですが、こちらの展示会では日本人に馴染みのあるヤブツバキ系、ユキツバキ系、ワビスケ系をはじめ、一般にはなかなか見る機会のない原種のツバキなど、開催期間中は約250種類約330株ものツバキをご覧いただけます。
ツバキというと赤や白、ピンクといった花色を連想されるかと思いますが、こちらの展示会では、ツバキでは珍しい黄色に近しい花色の‘初黄’や‘黄の御前’のほか、名に黒や紺などの色名がついているものなども展示します。
こちらのツバキ ‘初黄’は、遅咲きのツバキ。例年であれば展示会後半から開花を始めていましたが、今回鉢物で一輪開花していました。ただ、「ツバキの小径」に地植えされている株の開花はもう少し先となりそうです。
こちらは白の覆輪が美しく海外でも作出親として使われるほど人気の高い、五島が誇る名花 ‘玉の浦’。
このほか、さまざまな咲き方や模様が入る多彩な花姿のツバキが会場には並び、その種類の豊富さに驚かれることと思います。
白地に桃色の模様が入る、ワビスケ系ツバキ ‘昭和侘助’
牡丹咲きを代表するほどの豪華な花姿のツバキで、海外でも人気の高いヤブツバキ系 ‘光源氏’
ユキツバキ系 ‘村松’
こちらは先ほどご紹介しました、ツバキ ‘玉の浦’を親にして、海外で作出された洋種ツバキ ‘タマ グリッターズ’。
海外でもツバキの人気は非常に高く、海外のガーデンにも合うよう作出された洋種ツバキは、八重咲きでバラのような花姿のものや、大輪のものが多く、凛と咲く日本のツバキとはまた違った豪華な雰囲気を感じさせてくれます。
寒さの厳しい北海道で、これだけ多くのツバキのコレクションはなかなかご覧いただけません。和洋それぞれのツバキの魅力をぜひこちらの展示会で再発見してみませんか?
なお、期間中は鉢物ツバキの販売コーナーが開設され、2月22日 土曜日には「ツバキの育て方」講習会も開催いたします。
満開のミモザや華やかなアザレアとともにぜひお楽しみください。
【百合が原 緑のセンター】
- 開館時間:8時45分から17時15分
- 観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
- 休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌平日
【アザレア展~道内最大級のコレクション~】
- 開催期間:2025年2月11日 火曜祝日から3月2日日曜日
- 開催場所:百合が原 緑のセンター 中温室
- 主催:(公財)札幌市公園緑化協会
【ツバキ展~古典園芸、道内最大級のコレクション~】
- 開催期間:2025年2月18日 火曜から3月16日 日曜日
- 開催場所:百合が原 緑のセンター 大温室
- 主催:(公財)札幌市公園緑化協会
【百合が原公園】
- 料金:無料(有料施設は除く)
- 開園日時:終日入園可
- 駐車場:P2駐車場開放中 ※利用時間は8時45分から17時30分まで
なお、p2駐車場が混み合っている場合はp1駐車場も16時まで開放しています。ぜひご利用ください。