多彩な花色と花形のフクシアの展示会は明日6月17日から

百合が原公園の自慢のコレクションの一つ、フクシアの展示会を明日6月17日火曜日から開催。今年は初日から約130種類200鉢以上のフクシアが展示されています。

フクシアはアカバナ科フクシア属で、原産地は中米から南米が多く、西インド諸島にも分布しています。暑さに弱く、気温が高い本州では夏越し

フクシア ‘ガラドリエル’（1982年オランダにて作出）

フクシア ‘カーディナルファーヂェス’（1958年作出）

フクシアの花はがく片の部分が特徴的で、咲き進むとともに大きく反り返っていきます。そのがく片は花弁と色合いが異なることが多く、長く伸びた雄しべや雌しべの様子が、彩りの良いドレスを着た妖精のようにも見え、とても可愛らしい花姿です。

フクシア ‘グレイリッグ’（1978年作出）

フクシア ‘ピンチミー’（1969年作出）

また、こちらの会場ではフクシアの原種14種も展示されています。

中央アメリカで発見されたフクシア　アルボレスケンス

ブラジルで発見されたフクシア　ハトュスバキー

ニュージーランドで発見されたフクシア　プロクンベンス

原種は比較的小さく可憐な花姿のものが多いのですが、これらの原種を基に多くの園芸種が誕生しています。

　フクシア ‘トムウエスト’

こちらのフクシアは花の開花はこれから。ただ、葉の模様が変化に富んでいるので花のない時期でもカラーリーフとして長く愛でて楽しむこともできます。

多彩な花姿のフクシア達、こちらのホームページでご紹介できたのはごく一部です。ぜひ会場でお気に入りのフクシアを見つけてみてはいかがでしょうか？

6月22日日曜日までは大温室で開催中の【ゼラニウム展】も同時にお楽しみいただけます。

【フクシア展～多彩な花色と花形のフクシアコレクション～】

【ゼラニウム展～ゼラニウムコレクション～】

【百合が原緑のセンター】

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