2011/08/18
50年に一度の花、今年も咲きます!!
50年に一度しか花を咲かせない植物として、
昨年度、百合が原公園で話題となった多肉植物のアガヴェ。
園芸団体・札幌カクタスクラブから寄贈いただいたものが2品種あり、
今年もそのうちの一つが開花します。
昨年はアガヴェの「笹の雪」という品種が開花し、一世を風靡しましたが、
今年は「雷光」が開花します。
写真:8月18日の「雷光」
百合が原公園緑のセンター・小温室で展示中です。
現時点ではつぼみが膨らみ始めたばかりで、花はまだ咲いていません。
大体9月上旬~中旬頃の開花を予想しています。
是非、半世紀に一度、おそらく一生に一度しか見れない花を
見にいらして下さい。
◆◆◆アガヴェ詳細◆◆◆
アガヴェは、北・中央アメリカ、南アメリカのコロンビア、ベネズェラ、
西インド諸島等に300種あまりが分布するリュウゼツラン科アガヴェ属の植物です。
30~40年以上かけて生長し、その最後に3~5mの高さまで花茎を伸ばし、
一生に一度だけ花を咲かせます。
生長が遅く、開花した株は枯れてしまうため、花を見る機会が殆ど無く、
札幌カクタスクラブの方も「実際の花を見るのは初めて」という貴重なものです。
昨年、会員の方が40年以上栽培した株(株自体は50年近く)を二品種、
百合が原公園にご寄贈いただきました。
今回花茎が伸びているのはアガヴェ・パラサナ(Agave parrasana)園芸名「雷光」です。