多種多様!
明日から小温室で「多肉植物展」が始まります。
期間:8/17(火)~8/29(日)
この展示会は5回目の開催です。
今年も札幌の園芸家団体「札幌カクタスクラブ」による作り込み株、約200品種約250鉢を展示致します。
多肉植物とは、主に乾燥地方に自生している、
葉や茎、根が肥大化・多肉質化して水分を蓄えられるようになった植物の総称で、
その数は数千種類にも及びます。
多肉植物は、科や属などの区分で分けられたものではない為、
姿形や色なども千差万別で選べる楽しみと乾燥に強い強健な性質とあいまって、
お部屋のインテリアとして利用する方も多い人気の植物です。
今回、大変珍しいものとして、アガヴェの開花株を展示します※。
アガヴェは、北・中央アメリカ、南アメリカのコロンビア、ベネズェラ、
西インド諸島等に300種あまりが分布するリュウゼツラン科アガヴェ属の植物です。
30~40年以上かけて生長し、その最後に3~5mの高さまで花茎を伸ばし、一生に一度だけ花を咲かせます。
生長が遅く、開花した株は枯れてしまうため、花を見る機会が殆ど無く、
札幌カクタスクラブの方も「実際の花を見るのは初めて」という貴重なものです。
今回、会員の方が40年以上栽培し(株自体は50年近く)、今年初めて花を付けたものを出展していただくことが出来ました。
今回花茎が伸びているのは二鉢。
その内蕾があるのは「アガヴェ ヴィクトリア-レギナエ Agave victoriae-reginae」
「笹の雪」と言う名前で流通している物です。
図鑑によると淡緑色の花を咲かせるそうです。
開花し次第、ブログでもご紹介しようと思います。
尚8/16現在、花はまだ咲いておりません。
開花確認は、百合が原緑のセンター(011-772-3511)
若しくは公園管理事務所(011-772-4722)迄お問い合わせください。
展示会期間中は、札幌カクタスクラブ会員による相談コーナーや多肉植物の販売も行います。
8月21日(土)には同クラブ会員による「多肉植物の栽培」講習会も行います。時間は10:30~、定員は20名、参加費は130円です。
※要事前申込 申込・お問合せは 百合が原緑のセンター011-772-3511迄。