2015/08/10
カサブランカが開花しました
薄曇りのお天気のなか、百合が原公園内の「世界の百合広場」では眩いほど白い<カサブランカ>が咲き始めました。
大きな花の割には背丈は高くなく、目線より下の高さで花を見ることができます。鼻を近づけてみると、強い芳香があります。
「カサブランカ」という名前は、Casa Blanca = 白い家 という意味です。
こんなオシャレな名前ですが、もともとは日本のユリが海外へ渡って交配されてできた、オリエンタルハイブリッドのユリなのだそう。
鮮やかなオレンジ色の雄しべが純白に映えますね。
開花状況は、3から4割といったところでしょうか。
つぼみもたくさんついているので、お盆あたりまでは楽しめそうです。
カサブランカの付近では、ほかにも数種類のユリが咲いています。
<マルコポーロ>
オリエンタルハイブリッドのユリ。白っぽいうすいピンク色。
<ブラックビューティー>
近づいていただくと、上品でさわやかな香りを感じることができます。
いわゆるユリっぽく、もったりした重めの香りが得意でない方にもぜひかいでいただきたいユリです。
<キバナキカノコユリ>
ユリ属の中で最も強健なユリのひとつです。
ウッドチップが敷いてある、池のほうの細い園路に入っていくと、、
<オウゴンオニユリ>
<オニユリ>
葉の根本になる黒い粒はムシかと思いきや、「ムカゴ」です。
池の向こうには、ギボウシが咲いています。
幅広い園路側から見たギボウシ。ウッドチップ上に緑のマットが敷いてあるので、車いすの方はこちらから池の景色をご覧いただけます。
【園内MAP】
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