ハンカチノキが満開♫ガーデンショップ屋外エリアオープン!
昨日は夜半まで、春の嵐といった感のある強風でしたね。一晩明けて、百合が原公園はすっかり風も収まり、陽の光が射す穏やかな気候となっています。
緑のセンター温室では、珍しいハンカチノキをはじめ、
好評開催中の「春の花展」でも新しい春植物が開花しています。
屋外でもエゾムラサキツツジが数輪花をつけ始めています。
まずは温室の様子をお伝えします。
大温室では大変珍しい「ハンカチノキ」が満開です♪
ハンカチノキ ミズキ科 ハンカチノキ属 Davidia involucrata
中国湖北西部、四川・貴州・雲南北部の標高の高い森林に自生する落葉高木。
中心の花を抱くように苞(ほう)が2枚つき、
それが、白いハンカチが風で揺れているような姿からハンカチノキと名づけられました。
道内では、一部の植物園でしか見られない、大変貴重な植物です。
この機会をお見逃しなく!ぜひご覧ください。
同じく、大温室では「春の花展」が好評開催中です♪
ゆっくりとつぼみが上がってきていたシラネアオイが咲き始め、
オオバナノエンレイソウは満開です!
オオバナノエンレイソウ シュロソウ科 エンレイソウ属 Trillium kamtschaticum
北海道から本州北部、東北アジアの林内に自生します。
落葉広葉樹林のやや湿ったところに多く見られる春植物です。
シラネアオイ キンポウゲ科 シラネアオイ属 Glaucidium palmatum
日本の北海道から本州中部までの、山間のやや湿った場所に自生します。
エゾヤマザクラは花が終わり、初々しい新葉が広がり始めています。
引き続き葉桜としてお楽しみいただけます。
入り口の中温室では、良い香りのエニシダと、オレンジ色のマーマレードブッシュが皆さまをお出迎えしています。
エニシダ マメ科エニシダ属 Cytisus scoparius
ヨーロッパに自生する、高さ3mほどになる低木です。
黄色の小花が群がって咲く姿が鮮やかです。
マーマレードブッシュ ナス科 ストレプトソレン属 Streptosolen jamesonii
コロンビア、エクアドルの標高2,000mに自生します。
生長しながら花を次々と咲かせます。
鮮やかなオレンジの花色からマーマレードブッシュの名前で呼ばれています。
そして、小温室では「極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)」が咲いています。
ゴクラクチョウカ ゴクラクチョウカ科 ゴクラクチョウカ属 Strelitzia reginae
南アフリカのケープ東部からインド洋側、ポートエリザベス付近に自生する多年草。
花は、鳥のような姿。色彩・花姿が極楽鳥のようなので、
この名がつけられました。
左右交互になった花弁が、扇のように開きます。
背丈は2mくらいです。
5月中旬頃までお楽しみいただけます。
ほかにも、北海道では屋外越冬が難しいハナミズキが、
大温室で咲き始めています。
ガーデンショップは本日・4/16(土)より屋外エリアがオープンです!
冬期間は温室側からご入店していただいておりましたが、屋外の出入口が開放されましたので、屋外からのご入店をお願いいたします。
店は早くも花であふれ、活気に満ちています。
開店前から行列が出来て、おかげさまで大盛況!
パンジーとチューリップの寄せ植え鉢は飛ぶように売れて、
本日の分はあっという間に売り切れてしまいました…
豊富な品ぞろえで、春からのお庭のガーデニングに
当店をお役立てください!
屋外の園内では、駅舎向えのエゾムラサキツツジが数輪咲き始めています。
ほかにも、世界の百合広場の円形花壇周りのドウダンツツジの株周りや芝生に、
エゾエンゴサクやキクザキイチゲ、キバナノアマナが健気に花を咲かせています。
紹介しきれないほどの植物たちが動き始めています。
春の息吹を感じに、百合が原公園へぜひ足をお運びください♪
『春の花展』
開催期間:平成28年4月1日(金)から4月24日(日)まで
<期間中の休館日 月曜日(4/4(月),4/11(月)、4/18(月))>
開催場所:百合が原緑のセンター 大温室
開催時間:8:45から17:15まで
温室入館料:130円
※中学生以下無料。65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料