プリムラの宝石。
今日から小温室で「プリムラ オーリキュラ・クリスマスローズ展」が始まりました。
期間:2/15(火)~2/27(日)
主催:(財)札幌市公園緑化協会、共催:(有)コテージガーデン
協力:湯沢園芸、(学)八紘学園北海道農業専門学校
花色や花形から生きている絵画とも呼ばれるプリムラ オーリキュラ、
大変珍しい品種約50品種以上を揃え、
クリスマスローズやビオラ等早春の花達と併せて鉢植えの展示を行っています。
又、会場にはクリスマスローズ゙が自生する環境をイメージ゙した
落葉樹の根元に咲く様子のディスプレイもあります。
今回の目玉、プリムラ オーリキュラ。
絵画の様に額縁に入れて展示する英国の伝統的な観賞方法を取り入れています。
高山植物の性質を強く残している為、高温多湿に弱い植物ですが、
夏に冷涼で湿度の低い北海道は栽培に適した環境です。
この注目の植物を北海道の多くの人に知って頂きたいという気持ちがこの展示会に込められています。
*オーリキュラ[Auricula]とは
サクラソウ科プリムラ属の植物で、
ヨーロッパ・アルプス原産のアウリクラ[P.auricula]と
ヒルスタ[P.hirsuta]やウィロサ[P.villosa]等の交雑種とされています。
約450年前から園芸化が始まったと言われ、
ヨーロッパやアメリカで長い年月をかけて栽培されてきました。
特にイギリスにおいては園芸文化を代表する植物となっており、
愛好家の組織であるオーリキュラ協会が毎年開催する厳密な品評会でいくつもの基準をクリアし、
賞を獲得したオーリキュラは「銘品」と呼ばれその美しさから『生きる絵画』や『プリムラの宝石』と呼ばれています。
期間中はオーリキュラやクリスマスローズ等のポット苗の販売も行っています!
尚中温室では引き続き「アザレア展」開催中です。