2016/06/02
ヒマラヤの青いケシ「メコノプシス」が開花しました!
昨日からの雨で少しひっそりとした園内ですが「世界の庭園」の入り口付近では「ヒマラヤの青いケシ」の名で全国的に有名な「メコノプシス ベトニキフォリア[Meconopsis betonicifolia]」が咲き始めました。メコノプシスはケシ科メコノプシス属の植物で、ヒマラヤ、ネパール、ブータン、西ヨーロッパ、中央アジアなどの高山地帯の標高3000~5000m地帯に分布する植物です。百合が原公園では、北国である札幌の冷涼な気候を活かして栽培していますが、暑さに弱く、低地ではなかなか見ることのできない植物のひとつです。
今朝の少し曇り空でのメコノプシス ベトニキフォリア。
これから次々と開花してきます。
同じ花壇では、蕾や葉に多くの棘を持つ「メコノプシス ホリデュラ[Meconopsis horridula]」や、唯一のヨーロッパ原産の種で、黄色~オレンジの花を咲かせる「メコノプシス カンブリカ [Meconopsis cambrica]」も開花が間近となっています。
札幌市内では、なかなか観賞することのできない珍しい植物です。
咲き始めの美しい花を、ぜひご覧ください。
<世界の庭園>
開園時間:8:45~17:15
入園料:高校生以上130円 ※65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
※世界の庭園の他、緑のセンター温室・リリートレインと併せて3施設をご利用の場合は、ワンコインチケット(500円)がお得です。高校生以上から64歳までの方は、ぜひご利用ください。
(通常、世界の庭園130円、緑のセンター温室130円、リリートレイン360円=620円です)