温室の植物達
昨日今日と、とてもあたたかな天候のため、お散歩を楽しみたくなりますね。ぜひこんな穏やかな日には、色鮮やかな植物で溢れている百合が原緑のセンター温室へいらっしゃいませんか?
まずは柑橘系植物です。お店では季節柄よく目にするようになってきましたが、枝になっているたわわに実った果実は、なかなか北海道ではお目にかかれませんね。こちらの温室内では鉢栽培の柑橘系植物がご覧いただけます。
ウンシュウミカン(早生系)(ミカン科)
綺麗なオレンジ色のウンシュウミカン。とてもおいしそう!と思ってしまいますが、葉や枝、実のなり方などじっくり観察してみるのも楽しいですよ。
このほかにも
カボス(ミカン科ミカン属)
ユズ(ミカン科ミカン属)
カボスやユズはお鍋や焼き魚の定番ですね。
弓削瓢柑(ミカン科ミカン属)
こちらは「ゆげひょうかん」と読みます。瀬戸内海の瀬戸田で収穫されている柑橘で、名前のとおり瓢箪(ヒョウタン)のような細い長い形の果実をつけます。
ジャンボレモン(ミカン科ミカン属)
通常のレモンが100グラム程に比べジャンボレモンは800グラムから大きいものだと1000グラムになるものもあるそうです。
このほかに、2種類のシンビジウムも開花中です。どちらも大鉢で大変見応えがあります。
シンビジウム スリーピングビューティ ‘サカキ’
温室の入口で大きく透き通った黄色い花色が目に留まります。
シンビジウム トラシアナム
こちらも大きな花を満開に咲かせるランの一種です。今はまだ咲き始めで、これからさらに美しく咲くところをご覧いただけると思います。
さらにこちらは大温室で開花した皇帝ダリアです。
皇帝ダリア(キク科ダリア属)
成長すると高さが4メートル以上にもなることからこの名が付きました。花色はピンク色で直径約20センチメートルの 大輪の花が茎の頂上につけます。今年はいくつも蕾をつけているので、今後も楽しめそうです!
こちらはまもなく開花しそうなシャコバサボテンです。ブラジルのオルガン山脈などの高山が原産で、冬場クリスマス時期に開花するためクリスマスカクタスとも呼ばれています。
シャコバサボテン(サボテン科スクルンベルゲラ属)
花色は赤やピンク色、黄色などもありますが、こちらの温室ではピンク色の蕾がふっくらと!
いつ咲いてくれるか楽しみがまた一つです。
このほかにもツバキやサザンカなども開花しており、外の寒さが嘘のように温室内は華やかです!
ぜひ百合が原緑のセンター温室に、彩り鮮やかな植物をご覧にいらっしゃいませんか?みなさまのお越しをお待ちしております。
【百合が原緑のセンター温室】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)、12月29日日曜日から1月3日金曜日
観覧料:高校生以上130円
中学生以下、65歳以上、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料