ミモザ満開!
大温室のシンボルツリーとも言えるミモザことギンヨウアカシアが見頃です!!
黄色いふわふわした小さな花が木全体にびっしりと咲いています。
見頃は今月22日位迄と予想しておりますが天候などに左右される事をご了承下さい。
マメ科 アカシア属 ギンヨウアカシア Acacia baileyana
学名であるAcaciaは、ギリシャ語のakazo(刺がある、の意)に由来。
オーストラリア南東部原産。
本州の関東以西の地域では庭木として見る事が出来ますが残念ながら札幌での屋外越冬は出来ません。
さて、「アカシア」と聞くと市内のアカシア並木やキリンの餌、又西田佐知子が歌う「アカシアの雨がやむとき」等を思い出す方が多いと思います。
私も前二つはともかく歌についてはタイトルくらいは聞いた事がある気がするんですが・・何せ生まれる前の曲なので。
でも!
これらで言われている「アカシア」とは実はマメ科ハリエンジュ属のハリエンジュの事なんです。
ニセアカシアと言う別名でも知られるコチラは、北アメリカ原産。
この植物が日本に輸入された時本物のアカシアと見た目が非常に似ている為に誤って紹介され、アカシアと呼ばれる様になってしまいました。
なので同じマメ科でもギンヨウアカシアとは全く別物。
本来「アカシア」とはマメ科アカシア属の総称なのです。
ややこしいですね・・。
さてもっとややこしい話をしたいと思います。
ギンヨウアカシアを「ミモザ(Mimosa)」と呼ぶ方もいらっしゃいます。
因みにギンヨウアカシアの英名もゴールデンミモザ(golden mimosa)。
「ミモザ」とはフランスでの呼び方ですが、そもそも「ミモザ」とはマメ科ミモザ属のオジギソウ(Mimosa pudica)の事です。
属名でももぅミモザと言っていますね。
触ると葉を閉じてぺこっと頭を下げた様になるのが楽しくて小さい頃はよくつついてました。
葉に触れると動く所からギリシャ語のmimos(ものまね、の意)と名付けられたこのオジギソウに似た樹木と言う事でそう呼ばれます。
言われてみると確かに葉の形がそっくりですがオジギソウと違ってギンヨウアカシアは葉を閉じたり開いたりしません。
現在アザレア展(~8日)、ツバキ展(~22日)開催中です。
又、ツバキの育て方講習会(15日)まだまだ受け付けております!!