緑のセンター開花情報(シンビジウムなど)
2月に入りました。本日は節分、明日2月3日は春の始まりを意味する立春になります。実際にはまだまだ風は冷たく、雪が降り積もることも多い時期ですが、暦の上では春が立ち上がり少しずつ春が近づいてくることを意味しています。暖かな春が待ち遠しくなりますね。
緑のセンター中温室では、大鉢のシンビジウム ‘スリーピングビューティーサカキ’が開花しました。
シンビジウム ‘スリーピングビューティーサカキ’(ラン科 シュンラン属)
温室の入口から大きく透き通った黄色い花色が目に留まります。開花をはじめたばかりでシンビジウムは洋ランの中でも開花期の長い種類です。今後も長く楽しめます。
また、隣にあるシンビジウム トラシアナムは、多くの花が豪華に花開いています。
シンビジウム トラシアナム(ラン科 シュンラン属)
日本に初めて持ち込まれた洋ランと言われています。現在市販されているシンビジウムの親として多く用いられた貴重な原種です。早咲きで例年12月中旬から開花、見頃を迎え花茎には20輪前後の花がつき見応えがあり芳香も楽しめます。
小温室では、以前お知らせしていました節分草が見頃を迎えています。
節分草(キンポウゲ科 セツブンソウ属)
北海道では自生していない節分草が、鉢いっぱいに開花して見頃を迎えていました。
このほかにも、この時期の北海道ではご覧いただけないツバキやクリスマスローズなどが、緑のセンター温室内で多数開花しています。
ヤブツバキ系 ‘妻戸姫'(ツバキ科 ツバキ属)
クリスマスローズ(キンポウゲ科 へレボルス属)
ぜひ現在開催中の【福寿草と雪割草展】と併せてお楽しみください。
【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】
開催期間:令和3年1月26日(火曜日)から2月14日(日曜日)
開催時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開催場所:百合が原緑のセンター 小温室
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
主催:(公財)札幌市公園緑化協会