晩夏の百合が原公園(ヒースガーデン、ダリア園、温室の様子)
本日は久しぶりに夏日にせまる気温になるとの予報!日なたを歩いていると、すぐに汗ばんでしまいます。百合が原公園では、晩夏を彩る植物たちが見頃を迎えています。
約334.7平方メートルもの広さがあるヒースガーデンでは、エリカとカルーナが各約30種類づつ植えられており、その中でも夏咲きのエリカとカルーナがいよいよ見頃を迎えます。
欧州の原風景を再現したこちらのヒースガーデン。今週末から9月中旬までの期間、エリカやカルーナが一面に広がる様子をお楽しみいただけます。
そこから大きな園路に向かうと、リリートレイン沿線を華やかに彩るムクゲも見頃を迎えています。
日本へは平安時代に渡来したと言われ、華やかな印象と次々に花開き、長い期間楽しめるムクゲは古くから庭木や生垣として親しまれてきました。
リリートレイン沿線で約35品種ものムクゲが楽しめるムクゲコレクションでは、花色ともに一重や八重などの咲き方も楽しみながらぜひご覧ください。
花形や花色がバラエティー豊かな植物と言えばダリアです!
百合が原公園の秋の名風景と言えば、満開のダリア。花色や花形が多彩なダリアが続々と開花しています。
ダリア ‘みかん山’
ダリア ‘かぐや姫’
ダリア ‘名月’
ダリア ‘アルペンブレイズ’
ダリア ‘秋明’
キク科ダリア属のダリアは、色も形も変化に富んでいるだけでなく、その品種名にもその花に対する思いが伝わてくるような花姿をしています。
今年度はダリア園のほか、リリートレイン沿線や世界の庭園などで約150品種以上のダリアが植栽されています。お好みのダリアが見つかると思いますよ。
最後に、百合が原緑のセンター大温室でリコリスも本日より展示されていました!
リコリス ‘羽衣’
大温室の奥でタイタンビカスとともに展示されていたリコリス。ヒガンバナの仲間で、品種によって早いものでは7月、遅いものでは10月ごろ開花します。いよいよ秋の訪れを感じますね。
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円(中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
花散策やウォーキング、ペットを連れての散歩などで公園をご利用されます皆様におかれましては、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへのご協力とともに、こまめな水分補給や涼しい場所での適時休息などにも心掛けてご利用くださいますようお願いいたします。