ロックガーデンでサギソウ、レンゲショウマ開花しました
百合が原緑のセンターの奥にあるロックガーデンでは、サギソウとレンゲショウマが本日開花しました。
サギソウ(ラン科 ミズトンボ属)
シラサギの飛ぶ様子に似ているところからこの名がついたサギソウは、日本の野生ランとして古くから愛好されています。本州、四国、九州の日当たりの良い湿地に自生します。現在1輪が開花していますが、蕾がいくつか確認できるので、もうしばらく楽しめそうです。
場所は、ロックガーデンの池のふちです。緑のセンター側の入り口からは、右手の道に沿ってお進み下さい。付近には看板も設置してあります。
レンゲショウマ(キンポウゲ科 レンゲショウマ属)
本州の福島県から奈良県に分布する日本固有種で、深山の少し薄暗い林床に自生しています。漢字では「蓮華升麻」と書きますが、花の形が蓮(ハス)、葉っぱがサラシナショウマに似ているところからその名がつきました。
ロックガーデンとヒースガーデンの間の道を10メートル程歩き進めた右手側に斜面の花壇が見えてきます。シュウメイギクやサラシナショウマもご覧いただけるその花壇の上部にひっそりと咲いています。
また、ロックガーデン奥のヒースガーデンでは、満開のエリカやカルーナも楽しめます。
このほかにも百合が原公園はあちらこちらで秋の気配を感じられるようになってきました。
【ロックガーデン、ヒースガーデン】
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
駐車場:無料(20時00分から翌6時00分は閉門)
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
花散策やウォーキング、ペットを連れての散歩などで公園をご利用いただけますが、不特定多数の方と接触する環境ですので、ご利用されます皆様におかれましては、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへのご協力もお願いいたします。