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2022/03/04

春の気配

桃の節句も過ぎ、本日は暖かな春の気配が感じられる気持ちの良い天候です。歩道の雪も解け始め、少し歩きにくい所もあるようですが、日に日に春の訪れが感じられる時間が増えワクワクしてくるのは、雪の時期が長い北海道だからこそかもしれませんね。

百合が原緑のセンターでは、花々が豪華に咲き誇り、彩り豊かな装いとなっています。まずは中温室で開催中の【春の洋ラン展】をご紹介します。

カトレアやコチョウランなどが並ぶ展示会場

「洋ランの女王」カトレアをはじめ、リカステやファレノプシス(胡蝶蘭)、シンビジウム、パフィオペディラムなど多彩な花姿が楽しめる洋ラン95鉢が豪華に咲き誇るこちらの展示会。豊かな花色だけでなく華やかな芳香も魅力の洋ランは、多くの人を魅了し愛好家の方も大変多い植物の1つです。

こちらの展示会では、北海道蘭友会のみなさんが丹精込めた作品が一堂に会し、訪れた方々からも感嘆の声が上がっています。

カトレア ノビリオール アトランティス

カトレア ノビリオール アトランティス

 

カトレア プリズム パレット ‘ミスチーフ’

カトレア プリズム パレット ‘ミスチーフ’

また、最近ではチシスやシクノデスなども人気があり、注目の洋ランもこちらの会場ではご覧いただけます。

チシス リミィ

チシス リミィ

 

シクノデス スーパースワン

シクノデス スーパー スワン

このほかにも珍しい原種の洋ランなども展示されている【春の洋ラン展】は3月6日日曜日15時までです。ぜひお早目にお越しください。

大温室では次々と花開き、凛とした花姿が魅力のツバキ約250種類280株がご覧いただける【ツバキ展】が開催中です。ツバキ展会場

ヤブツバキ系 ‘中部雛鶴’

紅や桃、白色などのツバキが鉢物を中心に、高さのある地植えのものなど見頃を迎えているこちらの展示会場ですが、奥の壁面では満開のサクラを思わせるクレマチス アーマンディ‘アップルブロッサム’も開花をはじめています。

クレマチスアーマンディ‘アップルブロッサム’

クレマチスアーマンディ‘アップルブロッサム’

クレマチス アーマンディ‘アップル ブロッサム’

ギリシャ語でつるを意味する「klema」が語源といわれているクレマチスは、「つる性植物の女王」とも呼ばれています。温室で開花しているクレマチス アーマンディ ‘アップル ブロッサム’は、淡い桃色から白色に変化する品種で、例年早春から春にかけて開花し温室の壁面一面がサクラ色に染まります。

豪華な装いの展示会のほか、生命力あふれる植物たちの開花も楽しめる百合が原緑のセンターで、春色の植物たちをゆっくりお楽しみください。みなさまのお越しをお待ちしております。

 

【春の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~】

開催期間:令和4年3月1日火曜日から3月6日日曜日※最終日は15時まで

開催場所:百合が原緑のセンター 中温室

【ツバキ展~古典園芸、道内最大級のコレクション~】

開催期間:令和4年2月22日火曜日から3月21日月曜祝日

開催場所:百合が原緑のセンター 大温室

【百合が原緑のセンター】

開館時間:8時45分から17時15分

休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料

【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】

現在、百合が原公園及び緑のセンターはご利用いただけます。施設のご利用やウォーキング、ペットを連れての公園内の散歩などでお越しの際は、マスクの着用、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへご協力いただけますようお願いいたします。

 


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