百合が原公園開花情報(8月5日)ユリやムクゲ
今週はたっぷりの日差しと気持ちの良い風が吹く天候が続いていますね。夏休み中のお子さんを連れ、遊具や芝生広場で過ごされたり、開放的な屋外の広場やレストランなどで食事を楽しまれている方も多くなってきた百合が原公園。
リリートレイン沿線ではムクゲの開花が進んでいます。
ムクゲは、アオイ科フヨウ属の耐寒性落葉樹で、ハイビスカスと同じ仲間の植物です。真夏の暑い時期でも次々にピンクや紫、白といった大きくて美しい花が咲くムクゲは開花期間も長く、日本では庭木・生垣として広く栽培されています。
白地で花の中心部は美しい紅色のムクゲ ‘シロスジ’
大輪で紫がかった濃い桃色が人気の高いムクゲ ‘雉鳩’
ピンク地で中心部が下に色のムクゲ ‘鳥取花笠’は、大きな花びらに内側の小さな花びらが重なる咲き方で、花笠という名がついている品種は半八重咲きとなります。百合が原公園ではこのほかに‘大徳寺花笠’や‘耳原花笠’、‘光花笠’などが植栽されています。
その他に一重咲きや八重咲きなどの咲き方があり、その花色と併せてお楽しみいただけるムクゲは、リリートレイン沿線に34種類51本植栽され、今年度も9月下旬まで見頃は続きます。
さあこちらは先日開花をお知らせしていたユリ‘カサブランカ’です。先ほどのムクゲが植栽されていた花壇から【世界の庭園】に向かっていく途中の花壇で現在見頃を迎えています。
周辺では甘い芳香も楽しめています。
このほかにも開花や見頃を迎えたユリ達をご紹介!
オニユリ
英名でタイガーリリーとも呼ばれているオニユリは対馬に自生し、日本や中国、ロシアやアメリアなど広く分布しています。こちらのオニユリは開花したばかりです。
純白の‘カサ ブランカ’とは異なり、花色が印象的な ‘シェヘラザード’や‘ブラックビューティー’も、見頃を迎え豪華な光景が広がっています。
リリートレインや遊具広場でも楽しめる百合が原公園では、多くの植物が咲き誇る様子も楽しめています。ぜひご家族みなさんで楽しい一日をお過ごしください。
【百合が原公園】
場所:百合が原公園「世界の百合広場」「遊具施設」「芝生広場」
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
駐車場:P1、P2、P3駐車場はいずれも開放中(無料)
【リリートレイン】
公園内1周1.2キロメートルを約12分間かけてゆっくりと一周します。四季折々の花壇を車窓から楽しむことができます。
営業日:4月23日土曜日から営業開始、10月30日日曜日まで
営業時間:7月と8月は始発10時00分、最終15時30分または15時40分(平日は30分間隔、日曜祝日は20分間隔で発車)
乗車料:小学生以上1回360円※未就学児、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等提示で無料となります。