園内の様子(ユリ、ムクゲ、温室情報)とボランティアさん活動報告
昨日は強く雨が降る時間帯もありましたが、本日はその雨も上がり気温も上昇している様子。7日に立秋を迎え暦では秋となっていますが、定期的に水分補給や休憩を積極的に取るよう心掛けたい一日になりそうです。
さあ、本日も公園内で見頃を迎えている花々をご紹介していきますね。まずは【世界の百合広場】の様子から!
先日開花のお知らせをしていたオニユリに続いて、開花を始めていたオウゴンオニユリ。手毬形の橙色のリリウム ロッソルニィは、百合が原公園のユリの中で例年一番遅く開花を始めるユリです。このユリが咲き始めると、百合が原公園のユリの季節もいよいよ終盤を迎えつつあるなぁと感じます。
逆に見頃を迎えてきているのがリリートレイン沿線に植栽されているムクゲです。
30種類以上のムクゲが次々に花を開かせている【ムクゲコレクション】。夏休み中のためかお孫さんと一緒に花風景を楽しまれているご家族が多くなってきています。
暑さも厳しくなってきたので、温室で少し休憩することしましょう!温室内にはつる植物が花や実をつけ始めていました。
小さなスイカのようなフォルムの琉球スズメウリですが、緑色の部分が赤色に変化するのでストライプが映えてより可愛らしく見えます。別名ヤマゴーヤですが、観賞用となります。
マメがひよこの頭のような形をしているところからその名がついたヒヨコマメ。その歴史は古く、古代ローマではあらゆる階級の人々の一般的な食物でもあったそうです。
フジマメ ‘ルビームーン’は岐阜や三重で千石豆と呼ばれる伝統的な野菜です。花や果実が赤紫色の‘ルビームーン’は、つるがよく伸び緑のカーテンに適しています。
緑のセンターでは、目にも楽しいつる植物がいろいろと展示されていました。
温室内ではこのほかにフクシアの展示会が開催されているほか、タイタンビカスや木立ベコニア、ヒガンバナの仲間リコリスなども展示中です。
夏から秋へとゆっくりと季節も移ろい、公園内で楽しめる植物も変化してきています。
さて、ムシムシ暑い気温の中、花壇ボランティアのクローバーとミモザのみなさんが、本日も活動してくださいました!
クローバーのみなさんは温室前花壇だけでなく、公園東側のかおりの庭で花がら摘みやアルケミラモリスを刈る作業を。
ミモザさんは駅舎前花壇の花がら摘みや除草のほか、秋にディスプレイ予定のカボチャのつるの整理など、どちらのグループのみなさんも時間ギリギリまでお手伝いしてくださいました。
園内の花壇をたくさんの皆さんに喜んで頂けているのも、こういったボランティアのみなさんのお力があってこそ!ボランティアのみなさん、本日もありがとうございました。
ぜひみなさんも日々変化する百合が原公園の植物たちに会いに来てくださいね!
【百合が原公園】
場所:百合が原公園「世界の百合広場」
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
駐車場:P1、P2、P3駐車場はいずれも開放中(無料)
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
【リリートレイン】
公園内1周1.2キロメートルを約12分間かけてゆっくりと一周します。四季折々の花壇を車窓から楽しむことができます。
営業日:4月23日土曜日から営業開始、10月30日日曜日まで
営業時間:7月と8月は始発10時00分、最終15時30分または15時40分(平日は30分間隔、日曜祝日は20分間隔で発車)
乗車料:小学生以上1回360円※未就学児、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等提示で無料となります。