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2023/03/08

緑のセンター開花情報(3月8日)

6日月曜日には二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」も迎えました。冬ごもりをしていた虫たちも春の気配を感じて活動を開始する頃を表しています。冬の長い北海道ですが、あちらこちらで春の気配を感じられている方もいらっしゃることでしょう。

百合が原緑のセンター大温室の奥にある板壁では、淡い桃色の花が楽しめるクレマチスアーマンディ ‘アップルブロッサム’が開花しています。

桃色の花が春らしいクレマチスアーマンディ クレマチスアーマンディ‘アップルブロッサム’花のアップ

クレマチスという名はギリシャ語のつるを意味する「klema」が語源で、イギリスでは「つる性植物の女王」とも呼ばれています。温室内で開花するクレマチス アーマンディ ‘アップルブロッサム’は、淡い桃色から白へと花色が変化する品種で、早春から春に開花します。

この花が見頃を迎えると、壁一面サクラ色が広がり、満開のサクラのようにも見えるんです。

中温室ではマメ科のハーデンベルギアの展示も始まっていました。

白や紫のハーデンベルギア 薄い桃色のハーデンベルギア

オーストラリア原産で、和名はヒトツバマメといいます。各節から葉が1枚出るところが特徴で、可愛らしい花を房状に咲かせます。花色は紫が一般的ですが、白や淡いピンクなども展示されています。

大温室で開催中のツバキ展では、問い合わせの多い五島の名花 ‘玉の浦’や黄色のツバキ ‘初黄’も開花中です。

五島の名花‘玉の浦’ ヤブツバキ系 ‘玉の浦’

種間雑種のツバキ‘初黄’ 種間雑種のツバキ ‘初黄’

どちらのツバキも大温室に入って、すぐ左手側にある「ツバキの小道」内に植栽され、どちらも開花を始めたばかりです。艶やかな花色が今後しばらく楽しめそうです。

大温室のツバキの小道

大温室ではツバキ展のほか、ミモザやアザレアと共に白や黄色の春めいた花々でアレンジメントされた白い扉のオブジェなども設置され、人気の撮影スポットに。鮮やかなミモザの花は今週いっぱい楽しめそうです。

ツバキ展会場 ミモザやアザレア、白い扉の

小温室ではレカンフラワー展も開催中です。まだご覧いただけていないみなさん!ぜひお早目にお越しくださいね。

【ツバキ展~古典園芸、最大級のコレクション~】

開催期間:2023年2月21日火曜日から3月19日日曜日まで

開催会場:百合が原緑のセンター大温室

【レカンフラワー展~立体的なフラワーアート~】

開催期間:2023年3月7日火曜日から3月12日日曜日まで※最終日は15時まで

開催会場:百合が原緑のセンター小温室

共催:北海道フルールアール

【百合が原緑のセンター】

開館時間:8時45分から17時15分

観覧料:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料

休館日:毎週月曜※月曜祝日の場合は翌平日休館

 


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