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2023/06/26

ササユリの開花と【ユリ展】は明日から開催!

6月も残るところわずか。「涼しい北海道の初夏」を楽しんできましたが、本日は朝から真夏日に迫るほどのジリジリ、ムシムシした気温。今日は何回暑い…とつぶやいたことか。

みなさんも百合が原公園にお越しの際は、水分補給や日よけの帽子、日傘や木陰での休息など、上手に使って花散策をお楽しみください。

さて、百合が原公園の【世界の百合広場】ではササユリが開花を始めていました。

本日開花が確認されたササユリ

ササユリ

日本固有種のササユリは、中大輪で淡い桃色や白色の清楚な印象のユリです。葉が笹の葉に似ているところから、この名がつきました。

開花時期を問い合わせるお電話の多いユリでもあり、現在開花しているのは1株で、ほかの株ももう間もなく開花となりそうです。

公園南側の藤棚近くで見頃を迎えているタケシマユリの背後に植栽されていますので、開花を楽しみにされていたみなさん、ぜひこちらの花壇に足を運んでみてくださいね。

明日から百合が原緑のセンター小温室では、【ユリ展~原種をはじめとしたユリの紹介~】が開催されます。

今年度は、北海道や日本で作出されたユリを中心にご紹介する展示会です。

アジアティックハイブリッド‘北の星’アジアティックハイブリッド ‘北の星’

アジアティックハイブリッド‘御所車’アジアティックハイブリッド ‘御所車’

こちらの2点は北海道の藤島昇吉氏によって作出されたユリです。

アジアテックハイブリッド‘レッドブライアン’アジアティックハイブリッド ‘レッドブライアン’

アジアティックハイブリッド‘フーガ’アジアティックハイブリッド ‘フーガ’

こちらの2点は北海道の板垣寿夫氏によって作出されたユリとなります。

このほかに、展示会期間中、鉢を入れ替えながら約30種類250鉢ほどのユリを展示予定です。

また、ミチノクヒメユリを交配親にして、酪農学園大学にて作り出された新品種のユリを使い、盆栽仕立ての作品も会場に並んでいます。

ユリ‘白川’とヒメトクサ、フウチソウの盆栽作品ユリ ‘白川’とヒメトクサ、フウチソウの盆栽作品

ミチノクヒメユリとヒメトクサ、シダの盆栽作品ミチノクヒメユリとヒメトクサ、シダの盆栽作品

酪農学園大学のミチノクヒメユリを交配親で作られたユリたちは、小型で耐寒性のある品種となります。儚さのある花姿が魅力的なため、古典園芸的な盆栽仕立てにし展示いたします。

7月4日火曜日からは、ユリ協会会員のみなさんや、過去のユリ講習会に参加された一般の方が交配して生まれた新しいユリも展示いたします。どうぞお楽しみに!

【ユリ展~原種をはじめとしたユリの紹介~】

開催期間:2023年6月27日火曜日から7月17日月曜祝日

開催場所:百合が原緑のセンター 小温室

【緑のセンター】

会館時間:8時45分から17時15分

入館料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料

休館日:月曜(月曜祝日の場合は、翌平日休館)

 

 


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