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2024/05/12

ハンカチノキ開花しました(5月12日)

昨日とはうって変わって雲の広がる一日となっていますが、気温が20度前後あるので時折強く風が吹きますが園内を散策していてもさほど寒さは感じません。そんな中、世界の百合広場ではハンカチノキが開花を始めました。

開花を始めたハンカチノキ

ハンカチノキ(ミズキ科 ハンカチノキ属 )

ハンカチノキは、中国湖北西部、四川、貴州・雲南北部の標高の高い森林に自生する落葉高木で、中心の花を抱くように苞(ほう)が2枚つき、それがまるで白いハンカチが風で揺れているように見えたことからハンカチノキと名づけられました。

ハンカチノキ

道内では一部の植物園でしか見られない植物で、百合が原公園の「世界の百合広場」に2か所植栽されています。どちらも上部の枝先で開花しています。付近には看板も設置していますので、ぜひお近くでお楽しみください。

また、公園南口付近にある藤棚の奥では、フジも一部咲き始めました。

南口の藤棚、フジが一部開花

風に揺られて甘い香りも感じられますが、見頃はもう少し先のようです。

 

見頃を迎えているムスカリの道

約70種類6,000球のチューリップとムスカリが見頃を迎えている「ムスカリの道」には、朝早くからたくさんの方々がお越しになっています。

【世界の庭園】内の「日本庭園」ではヨドガワツツジ、中国の庭園「瀋芳園」ではヤマブキが見頃を迎えています。

日本庭園のヨドガワツツジ ヤマブキ

ドイツの庭園「ムンヒュナーガルテン」では、チューリップやユキヤナギが見頃ですが

ドイツのムンヒュナーガルテン ムンヒュナーガルテンで開花中のドイツスズラン

チューリップの株元には可愛らしい白い鈴のような花のドイツスズランもご覧いただけています。

このほかにライラックも公園の各所で多数開花し、彩りだけでなく柔らかな香りも楽しめる時期になりました。

ライラックコレクションのライラック1 ライラックコレクションのライラック

春から初夏へ季節の移ろいを感じさせてくれる百合が原公園の植物たちにみなさんも会いに来ませんか?

【百合が原公園】

  • 場所:百合が原公園「世界の百合広場」「ムスカリの道」など
  • 料金:無料(有料施設は除く)
  • 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
  • 駐車場:P1、P2、P3駐車場 すべて無料で朝6時から20時まで開放しています。混雑時は臨時駐車場も開放しています。ぜひご利用ください。

【世界の庭園】

札幌市の3つの姉妹都市(瀋陽、ポートランド、ミュンヘン)と日本庭園で構成された施設

  • 営業日:4月27日土曜日から11月4日月曜祝日の期間、毎日開園
  • 開園時間:8時45分から17時15分(入園は16時45分まで)
  • 入園料:高校生以上130円※中学生、65歳以上、障害のある方は証明書等提示で無料

 

 


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